おいで、恋愛しようか『LIP×LIP短編集』

恋、始まりました。『その後』 ページ41

グリコの続きからです！

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「「「「じゃーんけーんぽんっ！」」」」



「ちーよーこーれーいーと！」




「「「「じゃーんけーんぽんつ！」」」」



「ぐーりーこ！」









操「......強い！」




操を始め、次々と視線を送る3人。勿論その先は私に繋がれている






貴「へっへーん！過去に想と何百回とやったからね！悪いけどお縄についてもらう！！」





何を出せば勝ちやすいのか


勉強はからっきしだけどこういうゲームでは勝てる








勇「(罰ゲーム....受けたいから負けよ)」



それにしてもさっきから勇次郎はグーしか出していない。何で？負けるよ？







「「「「じゃーんけーんポン酢っ！」」」」




貴「ぱーいーなーつーぷーる！よっしゃあ！私の勝ち！！」





操「ああぁ....喜んでるA可愛いけど.....可愛いけど.....？」




愛「何か最後の掛け声？違和感無かったかと感じるのは。俺だけか？」




勇「いや、あったけどまあいいだろ。はい、おしまーい」









残りの階段を降りてきた3人が私のもとへやってくる







しかし、一人は見たことの無いような清々しい笑顔で


この人生に何の未練もない。みたいな顔といえば分かりやすいだろうか


犯人は、勇次郎








貴「勇次郎.....どうしたのその顔」



勇「んー？忘れたのー？負けた方がキス100回の刑だって」




貴「あ！忘れてたぁー.........ていうか100回もあったっけ？」



勇「うん、あったあった。今日の放課後、どこでしよっか？頑張ってねA」




貴「ちょっ.....サバ読んでるって！そんなになかった！10回だった！！」




操「ちょっと待ちなさい！そんな罰ゲームお母さんは許さないわよ」



愛「俺だって許さないからな！」









貴「あれ、初々しいカップルの匂いが....」



愛「しない！俺が好きなのはAだけだから」





勇次郎の手を振り払って私に抱きついた愛蔵




......に続く操



.....に続く勇次郎









勇「は、待てよAの彼氏は誰？俺だよ」



操「はーっ！！未だに認めてないの分からないわけ？しんどいわー」



愛「なあA？考え直せよ」







な？と顔を近づけて言ってくる愛蔵の腕を申し訳ないがすり抜ける




貴「........勇次郎！」



勇「(ﾄﾞﾔｱ)」




操/愛「「うっぜえ！！」」

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