おいで、恋愛しようか『LIP×LIP短編集』

甘えん坊症候群。『勇次郎』 ページ15

貴「う.....うぅ....」







暑い。暑い。暑い。





脳内にはこれしか浮かばない









貴「だああ！離れて勇次郎！！」




勇「おっと、と」








私の上で覆い被さっていた彼を力一杯押した






何なのだよ気持ちよくソファーおねんねしていたというのに！！！




この真夏にわざわざ暑くなる行動をするなんておつな事するとはあれか？さては君前世は熱帯動物だな？






タオルケットを放り投げて髪を結ぶ




ああーもうー.......ビショビショだよタンクトップがぁ......





汗を冷やすためにパタパタと手で扇いでいると勇次郎が、じっ.....。とこちらを見ていた





貴「何？勇次郎。私を涼しくしてくれるなら大歓迎だけどまた抱きつくならお断りだよ」





そう言うと彼は小動物のようにピクッと反応を見せてニコッと笑う




勇「仕事早めに終わらせた旦那さんのことも癒してよー？」



貴「今何時だと思ってんの？」







眠い







そう言うとふてくされたのでじゃあ一緒に寝る？と言うと目を輝かせた




私は隣室に行くためそそくさと廊下に出ると




勇「待ーって！」




貴「ぎゃっ！？」








軽々と体を持ち上げられて自由を奪われる




貴「下ろせー！でかいからって調子に乗るんじゃないよー！」





ムカつき、ジタバタとあばれるとスルッとタンクトップの中に手が入ってきた





貴「.....っ！？わ....！......ちょっ.....！」



勇「いい声出すね」







お腹とか色々撫でられて足に力が抜けると。汗が冷えたのか鳥肌が立ってきた



彼はそんな私を抱き上げるとベッドに押し倒した









そして、ゾクゾクする声で。甘く痺れさせる声で。私に囁く









勇「........汗ってね、人間の体温を下げるために流れるんだって」






勇「だったらさ」









_____いっぱい汗、流そ？









.









貴「ん.......ゃ....」





勇「.........嫌じゃないでしょ？...........可愛い」







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......そろそろ切腹を考えているソーダです



更新が......ごめんなさい本当に....




ネタ切れも含みますが恐ろしく亀更新のこの駄作者をお許しください

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