今日もあなたに伝えます。6 (ページ17)

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えっと…
海ちゃん？
それって…

A『…私の事が好きって事？』

海人「へへっ…でもね好きだった、だから」

A『…海ちゃん、』

きっと
私が困らないように
気を使ってくれたんだよね？

海ちゃんっていつも笑顔でヘラヘラしてるって
感じる人も多いけど…
本当は、すごく気使い屋さんで素直で
傷つきやすい子なんだよね、

あと、人の気持ちだれよりもわかってくれて
すごく優しい子。

海人「…今は本当に友達として好きだよ」

A『…私もだよ。海ちゃん？』

海人「んー？」

A『2年の時私の事守ってくれてありがとう。私も海ちゃんの事大好きだよ…お友達として』

海人「へへっよかったぁ…嫌われたらどうしようって思ったの。でもね？3年生おわったら卒業じゃん？？だから…気持ちだけ伝えたかったの」

ありがとう海ちゃん
海ちゃんが居てくれたから
私も強くなれた。
海ちゃんが居てくれたから
ずっと寂しくなかったよ。

A『友達になってくれて、ありがとう』

海人「こちらこそっ」

A『あと、…好きになってくれてありがとう』

海人「ﾌﾌ…」

卒業しても
私たちはずっと友達だよ…。

そう思っているのホテルの方から
声が聞こえた

「おーーーい！」

海人「あ、神だ」

A『神くんってあんな大っきい声でるんだ笑』

私たちがクスクス笑っているのに
気づいたのか少しにやけながら

神「お前らのご飯俺がたべちゃうぞーー！」

海人「ﾌﾌ…いこっAちゃん」

A『そうだね。お腹ぺこぺこ』

また二人で手を繋いで
神くんの元に駆け寄って一緒に
食堂に向かった

神「なんでお前ら手繋いでんの？」

海人「羨ましいの？」

A『神くんも繋ぐ？』

神「…繋ぐ」