今日もあなたに伝えます。6 (ページ11)

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188 紫耀side ページ11

A『…』

平野先生「ﾌﾌ…」

さっきまで寝ないとか言っておきながら
俺の肩にもたれてぐっすりだよ笑

Aのほっぺをさわってみたり
しても起きないし
あと1時間ぐらい俺は暇なんだよなぁ

そう思っていると
後ろの席から声が聞こえてきた

海人「神ってさ好きな人いるの？」

神「なんだよ急に笑」

学生っていいよな
そうゆう話ができるから
たまに羨ましく思う時がある

俺も同じ歳だったら
周りに構わず、Aと堂々と手を
繋いだりできただろうな…

まぁ隠れてコソコソはしてるけど

海人「え！！そうなの？！」

平野先生「ﾋﾞｸｯ…」

神「シー！声が大きいよ…誰にも言うなよ？」

待って、それ俺も聞きたいんだけど…笑

神「海人が言ってた人は？」

海人「…ﾌﾌ…叶わないもん…色々あって家に迎えに行って一緒に登校したりしても気づいてくれなかったし…そばにいれたらいいんだぁ…」

神「今でも好き？」

海人「うんっだいすき。でもそれは友達としてだよ？」

一緒に登校だけじゃ気が付かないよ…髙橋、笑

A『ん…』

平野先生「起きた？」

A『え…着いたの？』

平野先生「まだだよ。あと1時間ぐらいかな？」

この寝起きの顔もかわいいんだよな
ちょっと不機嫌だし笑

A『私いつ寝たんだろ…』

┈先生って今まで何人と付き合ったんですか？

そうだった…あの後だ…笑
思い出すなよ？

A『…先生私の質問』

平野先生「あーーみて雲の上だよ！」

A『…ｼﾞｰ』

誰と付き合おうが
お前以上に好きなになれる人なんて
居ないよ。