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私がどうしたかというと
考えるより先に勢いよく手を離したのと
「ジョングギまでジミニになるつもり？」
そう言って離れた方の手で
前髪の隙間から覗くジョングクの額を
軽く叩いたのだ。
叩かれた額を抑えて"あはっ"と
楽しそうなジョングクは
先の一瞬とは全く別人の顔をしていて
一番油断ならない相手かもしれない。
一日を振り返ってみれば
今日は朝から三人によく会う日だ。
別に悪くはないが良くもない。
出来ればジミンは一番避けたい所だけど。
「Aはジミニの事本当にダメ？」
目の前の網の上で肉から上がる
煙をぼんやり眺めていて
テヒョンのその言葉にやっと目を動かす。
「テヒョイは仲良いしメンバーだし
こんな事言うのなんだけど」
もぐもぐと口を動かすテヒョンに
一言そう断った上で
「ダメも何も本当無理。」
揺るがないそれを言い切ると
テヒョンがハッと笑って慌てて手で口を押さえた。
あわや口の中から貴重な肉が
飛び出しそうだったようだ。
でもこんな話は今までも何度もあった事で
決まってこの後テヒョンは言うのだ。
「でもジミニは本気だよ？
そろそろ少し信じてあげてもいいと思うけどね。」
少し汚れた手を拭いて
やっぱり同じ様な事を今日も言う。
テヒョンは何故か上機嫌で
丁度良く焼けた肉を私の皿に乗せながら
整った顔で怪しげに微笑むと
「他の人に取られても知らないよ。」
その一言を付け足した事だけが
いつもと違った。
別にジミンが誰の物になろうと
私の知った事ではないのに
という言葉は口に出さずに
焼けた肉を口に放り込む。
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うん - セリフの前に名前が無くて読みずらい🥹登場人物が多いから区切りつけて欲しいです🥹 (2023年2月23日 7時) (
レス) id: a404a2b4d8 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - ぱんださん» こんばんは！いつもありがとうございます。私もゆるゆると書いていくので、気長にお付き合い下さると嬉しい限りです(笑)紆余曲折ありそうですが、見守って下さいね。 (2021年9月27日 0時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - のぐりさん、こんばんは。今回もすごく引き込まれながら読んでます。この後の展開楽しみ〜！くっついてくれたらいいな〜と淡く期待しながら(笑)更新楽しみに待ってますね。あっ、全然まてるのでのぐりさんのペースで！！ (2021年9月26日 23時) (レス) @page39 id: 5af68208b2 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - amoさん» こちらこそいつもありがとうございます。ご期待に添えられるか分かりませんが最後まで完走頑張ります。 (2021年9月19日 22時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
amo(プロフ) - わわ！新作だ…今作も楽しみに読ませていただきますー！癒しの供給感謝です…！ (2021年9月17日 23時) (レス) id: 23a390d558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぐり
| 作成日時：2021年9月17日 23時
