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退社する準備の為一旦テヒョンと別れて
一階で落ち合う事にした。
テヒョンと二人なら食事も難なくこなせる。
何を食べようか。
お酒はそんなに飲まずに
今日はちょっとガッツリ食べたい気分。
「いた。」
バッグを持ってやっと出入口を出ようとしたのだが
また訪問者である。
少し大きめの声でそう言って来たのは
ジョングクで元々大きな目が
もう少し大きく開いていた。
テヒョンにでも聞いて来たのだろうか。
ジョングクのついて出た言葉にそれが窺える。
「いたけどもう帰るよ？」
「えぇー俺も帰りたい。」
「テヒョイとご飯食べに行くけど
ジョングギはまだ終わらないの？」
今度は少し大きな声で"えぇー"と
困った様な表情を浮かべたジョングクの
大きな目が今度は少し小さくなった。
部屋の灯りを消すと
通路だけの灯りだけになり
ジョングクのゲンナリした横顔に影がかかる。
「行けない…けど、行きた、い。」
「どっち？笑
終わらないならしょうがないじゃん。
私達よりメンバーの方がずっと大変だもんね。」
小さく項垂れるジョングクの肩を宥めて
片手ではさっきまで働いていた部屋の扉を閉めた。
歩き出すとジョングクも隣を付いて歩いて
何度か小さく溜息を吐いた後で
私の服の袖を掴んで引くと
「ヌナとテヒョイヒョンの2人でしょ？
流石に妬くんだけど。」
全く予想しない言葉を口走った挙句
いつの間にか器用にするすると降りた手が
私の手を握っていたのだ。
黒目をやたらキラキラと輝かせて
一瞬だけ時間が止まった。
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うん - セリフの前に名前が無くて読みずらい🥹登場人物が多いから区切りつけて欲しいです🥹 (2023年2月23日 7時) (
レス) id: a404a2b4d8 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - ぱんださん» こんばんは！いつもありがとうございます。私もゆるゆると書いていくので、気長にお付き合い下さると嬉しい限りです(笑)紆余曲折ありそうですが、見守って下さいね。 (2021年9月27日 0時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
ぱんだ(プロフ) - のぐりさん、こんばんは。今回もすごく引き込まれながら読んでます。この後の展開楽しみ〜！くっついてくれたらいいな〜と淡く期待しながら(笑)更新楽しみに待ってますね。あっ、全然まてるのでのぐりさんのペースで！！ (2021年9月26日 23時) (レス) @page39 id: 5af68208b2 (このIDを非表示/違反報告)
のぐり(プロフ) - amoさん» こちらこそいつもありがとうございます。ご期待に添えられるか分かりませんが最後まで完走頑張ります。 (2021年9月19日 22時) (レス) id: 0deac69280 (このIDを非表示/違反報告)
amo(プロフ) - わわ！新作だ…今作も楽しみに読ませていただきますー！癒しの供給感謝です…！ (2021年9月17日 23時) (レス) id: 23a390d558 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：のぐり
| 作成日時：2021年9月17日 23時
