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翔〔若!〕
ラウ〔僕の1個上ですかね?〕
辰〔そうだね〕
舘〔とにかく、Aちゃんの記憶がどうして無くなったのか分かるまで待とうな〕
辰〔うん〕
しばらくして検査が終わったらしくて
Aちゃんと先生が出てくる。
先生〔深澤さんとあと1人、説明しますので付いてきてください〕
辰〔照…〕
照〔分かった〕
翔〔じゃあ俺らAちゃんの相手してるね〕
辰〔分かった〕
先生の後に付いて行くと、部屋に通される。
椅子に座るよう言われ、指示に従うと
話し始める。
先生〔まず、異常は特には見つかりませんでした〕
辰〔良かった…〕
先生〔深澤さんの事を忘れていたり、宮舘さんの事を忘れかけていたりしていたのは恐らく事故の衝撃だろうと思われます〕
照〔思い出す事は、できますか?〕
先生〔方法は分かりませんし、思い出せるかも分かりませんが、Aさんが思い出したいと強く願っているのならば可能性はあると思います〕
照〔でもなんで深澤と宮舘の事だけ…?〕
先生〔恐らく強く想いすぎたからでしょう〕
辰〔でも、Aに異常はないんですよね?〕
先生〔左手、両足の骨折、軽い頭部損傷。これだけですね〕
辰〔そうなんですね……〕
先生〔あの事故でこれだけの怪我で済むのは奇跡としか言いようがありません〕
照〔そんなに、悲惨だったんですか?〕
先生〔はい、かなり〕
辰〔A……〕
すると先生の胸ポケットに入っていた恐らく
業務用の携帯がなる。
そして先生は慌てて出て行ってしまった。
俺たちはAの病室に戻った。
「あ、おかえりなさい(ニコッ」
照〔ただいま〕
辰〔……ただいま〕
「深澤くん…?」
辰〔ん?〕
「もう、普通にしません?深澤くんとだけ知らない人と話すみたいにするの、深澤くんも辛いですよね?」
辰〔A…〕
「私も、出来るだけ早く仲良くなりたいですし」
大〔俺らはもう仲良いもんね!〕
「はい!」
亮〔佐久間はうるさすぎ〕
「そこがさっくんの良いところですよ!」
辰〔そこまでいったんだ…笑〕
「申し訳ないですけど、深澤くん以外はしっかりどんな人か、という事も覚えているので…」
辰〔そっか〕
翔〔そんで、今からふっかがどんな人か説明しようとしてたとこ〕
舘〔それで思い出せればいいんだけどね〕
辰〔みんな…〕
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みーたん(プロフ) - あべさくなべいわふかさあたんさん» お久しぶりです!分かりますよ!笑 リクエストありがとうございます。うわぁ…最高すぎますねっ 頑張って書かせて頂きます! (2019年5月21日 5時) (レス) id: 27241e063b (このIDを非表示/違反報告)
あべさくなべいわふかさあたん(プロフ) - お久しぶりです!!(名前変えたんですけど、分かりますかね?w)リクエストさせていただきますっ!!朝から高熱で具合が悪い主人公ちゃんを心配した彼氏のふっかが看病してくれる話が見たいです!! (2019年5月21日 0時) (レス) id: c7e1dbab2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーたん | 作成日時:2019年5月20日 23時