【銀魂】空から女の子が降ってきました。10

桂の場合 ページ21

ヅラはムッツリ！！！！！！！！！！





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＜ハーイ君達は包囲されているぅー。すみやかに投降しなさーい＞






メガホンでとある屋敷に向かって話し掛ける。



………応答はない。






＜オイコラ、早く出てこいや。私は今すぐ帰ってリアタイでドラマ見たいんだよ＞



「Aさん！！口調が乱れてます！」



＜あ、やべ。コホンッ……はーいそんな訳で攘夷浪士の皆様方〜？さっさと出てきてお縄につきなさーい＞






会話から察する事が出来るだろうが私はただいま仕事中である。



何でも攘夷浪士の目撃情報が緊急で入ってきて…



私がたまたま近くにいたから周りの隊士かき集めて向かったからである。








ああああああだるぃぃぃぃ！！！！！
殺人事件ドラマァァァアアアア！！！！！





(そもそも何で私なのかなァァ！？攘夷浪士は全く応答しないし刻一刻と時間は過ぎていくし！！)





もう良いや突撃しよう。





私はスッ、と手を上げた。それを見て後ろの隊士達がすぐさまバズーカを構える。よしよし中々の反応速度だけ褒めてあげよう。







『撃てー。』








私のゆるーい声と共に………








＿＿＿＿＿＿ドゴォォォオオン！！！！！








バズーカが撃ち放たれた。


屋敷の扉は吹っ飛んでいく…。民間人は避難したっぽいしやっちゃっていいよねコレ。






『ハーイお約束その１、敵は斬り捨てることー。お約束その２、有力な情報を持ってそうな奴は殺さず半殺しにすることー。お約束その３、死なないことー。


＿＿＿＿＿＿コレが守れる奴突撃ー』






私が毎回突撃前に言う言葉だ。コレを言うとなんか士気が上がるらしい。現に全員雄叫び上げて突撃していったし。


………うん。死ぬほど緩いやる気のなさだと言うことは分かってるよ。





(ま、ここにいても示しつかないしとりあえず私も行くか)





屋敷半壊だし私要らないんじゃね？？って思うし面倒臭いし何ならこのまま帰りたいけどドラマ見たいけど一応仕事だし。



うぇーい突撃だぁー。



え？なに？なんか無気力だって？？








………ふふ、気のせいさ。









＿＿＿『神妙にお縄につけテロリスト共ォ！！』








刀を抜いて、隊士達の後ろから屋敷に突っ込んでいった。






…………あー、帰りたい。











ーーー
ここでまさかの追加設定に私自身戸惑いを隠せません。

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