和side ページ25
和「んん…」
あっ
目が覚めたら、自分がいたのは前の病室だった
部屋もカーテンの外も真っ暗で、夜なんだと認識する
和「うあっ」
ソファーベッドとか、そのあたりに座って寝ているメンバーが見えた
翔「ん？ニノ？」
俺の声で翔さんが起きた
和「あ、ごめ、起こしちゃった？」
翔「何いってんの。全然大丈夫だから」
コンサート終わりなのに…俺のせいで…
翔「そんな顔しないでよ。ほら、みんなは寝てるでしょ？まだ明け方だし寝ていいよ」
和「ん、じゃあお言葉に甘えて…」
再びまぶたを閉じて、眠りに落ちた
＊
次に目が開いた時には、目の前に明るさが広がっていた
潤「お、ニノ起きた」
翔「明け方一回起きたけどね」
どうやらもう時刻はお昼近くになっていたようで、寝ている間に先生が診察に来ていたらしい
あ、そういえば…俺ってなんで倒れたんだろう…
メンバーはまだ言わないけど、きっとそれは腫瘍が大きくなっていたからで…
考えただけで身震いしてくる
きっとまたメンバーは言わないのかな
そりゃそうだ、俺が言わないんだからメンバーならすぐには何も話さないだろう
ただ、自分も今は聞きたくなかった
だって、絶対いいことはないから
何を宣告されるのか
ある程度知っているから。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 133人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
英望愛 - 今さらのお返事ですいません。コメントありがとうございます。作品、楽しんでいただけて嬉しいです。私の体調については移行前にまた書かせていただきます。ご心配していただきてありがとうございます。 (2020年8月23日 20時) (
レス) id: 511acc1b86 (このIDを非表示/違反報告)
二宮彩(プロフ) - いつも作品読ませていただいてます。お大事にしてください！続き楽しみにしてますね！ (2020年7月13日 20時) (レス) id: eb3cbc1812 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：英望愛 | 作成日時：2020年5月21日 17時
