トリップしてきた2人の女子が幼少期から進めていくとこうなりました

夏 第2話 朝型、夜型は関係ないと言っている奴が一番それを気にしている ページ10

太陽が次第に山の尾根から顔を出し、暗闇に包まれていた辺りは光のカーテンを広げていった
鳥が鳴き始め、新しい朝を知らせる


(松陽)「おはようございます、起きてください」
一気に扉が開かれ、さらに強烈な光が私達を包み、
叩き起こされた

(さき)「う〜ん...zzz、ハッ！？
あっ、先生おはようございます！」
さきちゃん、今完全に二度寝しようとしていたよね
しかも松陽先生の前で！
「ふぁ〜、夜型だから眠い〜、
あっ、先生おはようございます」
私も欠伸をしながら背伸びをし、ようやく起きた

(松陽)「ももかは、夜型みたいですね。」
それはそうですよ、
だってほぼ毎日深夜アニメを見ていたら自然とそうなりますよ

(松陽)「まぁいいです、着替えてきてください」
「「分かりました」」
松陽先生が部屋から去った後、
私達は用意してくれた着物を着て、朝食を食べた
あとは洗面をして、

「「おまたせしました」」

「今日は何かあるのですか？」
(松陽)「はい、二人共戦場で暮らしていましたか？」
「いえ、私達は従兄弟で桜雪家と桜木家の主です。
ですが天人によって家はなくなりました」
勿論、嘘話だ。
昨日夜遅くまでさきちゃんと口裏合わせたんだから
お陰で今日寝不足なのはそのせいだ

(松陽)「そうでしたか、それは大変でしたね」
先生が哀れんだ声で話した。

本当は先生に嘘をつきたくなかったけど、生活する為には仕方がない。
あとさきちゃん、いくら学校がクラスが気に入らなかったからって、そんな人体模型似の巨人に大切な物を奪われた駆逐野郎みたいな顔をしないの！
松陽先生ガチで信じているから！！


(松陽)「戦えるのはどちらですか？」
(さき)「ももか姉さんです」
さきちゃん、声低い！怖い！！

(松陽)「そうなんですね、分かりました。
どうでしょうか、一度あかね先生と戦ってみください」
「分かりました」
ちょっと待って、あかね先生なんてキャラ銀魂にいたっけ？

夏 第3話 (学校で嫌な奴と組めと言われた時の心境)「これ以上の地獄は無いだろうと信じたかった」→←夏 第1話 仲直りにかかる時間、男は一瞬、女は数年

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