ウチの子【K.Ninomiya】 (ページ37)

今日:8 hit、昨日:86 hit、合計:166,841 hit

② ページ37

しばらくして、大野さん、相葉さん、潤くんの3人がほとんど同じタイミングで楽屋に入ってきた。

雅「ニノ～！何かいいの使ってるね！」

相葉さんがワタシの椅子を指差してる。

「これ？翔ちゃんが用意してくれたの。すんごい楽なのよ？座ってみる？」

雅「座ってみる～！」

黄色いクッションに座って「うわ～、こりゃ楽だ～」とか「フワフワだ～」とか言ってる(笑)。

翔「相葉ちゃんにも買ってきてあげようか？」

雅「え！いいの！？」

翔「さすがに緑はなかったから、他の色で良ければ。」

雅「じゃあ、俺もニノと同じ黄色～♪」

「何で一緒の色にすんのよ。違うのにしなさいよ。」

雅「え～いいじゃん！」

「同じ楽屋に同じ色の同じクッションあったらややこしいでしょうよ。」

雅「名前書いたらいいじゃん！パンツみたいに！」

「却下。」

雅「翔ちゃ～ん…」

翔「(笑)。相葉くん、オレンジはどう？それも綺麗な色だったよ？」

雅「あ、オレンジいいね！それにする！」

翔「じゃあ、今度買ってくるね。」

雅「わーい♪ ありがとね！そうだ、ニノ！ストレッチしよ！」

「何よ、急に。」

雅「今日はクリフクライム登るでしょ？ちゃんと準備しとかないと、身体痛めちゃうから！一緒にやろ？」

「…じゃあ、やりますか。」

「俺も～」と言って加わった大野さんと3人で、楽屋にある畳の部屋でストレッチをする。

いつもはこんなことしないけど、何となくみんながワタシの腰のことを気にしてくれてるのがわかって、その好意をありがたく受け取る。

メンバーっていいなって、つくづく思ったよね(笑)。