午後4時30分

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リバ6番の彼は、よく点数を決める。


スコアシートには“6”の文字が沢山。


バスケを知らない人でもこのスコアシートを見れば6番の人は凄いんだな、ってわかると思う。









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練習試合が始まり、早くも第2ピリオド。


私たちの学校が12点差をつけて、勝っている。









“シュッ”って聞こえてきそうな、私の好きなあのスリーポイントシュート。


もちろん、それを打つのは









「ナイシュー！北斗！」









6番の彼だ。









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スコアシートを書きながら感心する。









他の人よりはるかに高いシュート率。


それは北斗先輩の努力が実っているからだろう。









練習中は休憩に入っても、北斗先輩はいつも1人でシュートを打ち続ける。


マネージャーの私からすれば休憩をしていないことに少し心配になるけれど、


それほどバスケが好きなんだろうなって、私には伝わってきている。









それと同時にこの努力が試合で活かされますように、そう願いながら見ているのだ。









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(※リバ:リバーシブルのユニフォーム。)

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