4章 救世主 ページ16
《side 敦》
今日は珍しく、乱歩さんとペアの仕事に行った
乱歩さん曰く
「今日は君が必要な日だからね！」
……らしい
ちなみに僕の腕の中には
必要な日って……荷物持ちの事？
そう思いながらフラフラと乱歩さんの後ろをついていくと
「お前の周囲は完全に包囲されている！！大人しく出てこい！」
ここから数百メートル先からメガホンの声が聞こえる
真逆……
「必要ってこの事ですか！？」
「正解！君の出番だよ！僕は待つの嫌いだから10分でね！」
そう言われると同時にそっと紙袋を下ろし、足を虎化する
力を込めて一気に騒ぎの元へと跳んだ
「現場はどんな状況ですか！？」
「なッ…君！危ないから下がりなさい！」
「僕は武装探偵社の者です！」
そう告げると目の前の警官は目を見開いてから
「これは失礼しました……
今は銀行強盗が女性を人質に立てこもりを……」
人質がいるなんて……
警官が指した犯人の方向を見ると、黒髪の美人の女性が捕まっていた
頬を赤く染め、今にも涙が零れそうな潤んだ瞳を犯人に向けている
凄く綺麗だ……ナオミさんとはまた違った色気と言うか……
「ってそうじゃない！！」
余りに大きな声を出したので隣の警官が肩をビクリと震わせる
は、恥ずかしい……
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 417人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
錐 - みたらし団子をお手洗い団子と読んでしまった・・・ｗｗ (2018年3月28日 14時) (
レス) id: 42d712d7a6 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - めろんぱんさん» なるほど。 (2018年3月21日 0時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 硝子玉。さん» ご意見ありがとうございます！たしかに夢は浅い眠りの時ですが、夢主の異能で眠らせると"深い眠りかつ夢を見る"という設定ですので、異能力だからだと思って頂けるとありがたいです…… (2018年3月19日 17時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - 夢を見るのは浅い眠りの時ですよ。 (2018年3月19日 16時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - りんずさん» ありがとうございます！ (2018年3月18日 21時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めろんぱん | 作成日時：2018年3月12日 19時
