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「へェ?それ以外に言いたいことは?」
「………た…」
「た?」
「…たくさっ……………」
沢山ある、って反抗したかったけど
ギロっ、と睨まれて、黙りざるをえなかった。
「……な、んでも…ないです…」
「ふーん?じゃあいいや」
続きを言わない私をつまらなそうに流し目で見て、ポケットに手を突っ込む。
踵を返した彼は、去り際に
「覚えとけよ?笑」
って、ゾっとするくらい悪戯な笑みでふりかえられて、今日のできごと程抹消させたいと思ったことはないだろう。
なんてことしてしまったんだろう、と思う反面
風架をあんな風にフッたからだ!って、後悔してない自分もいた。
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作者名:祐谺 | 作成日時:2019年5月14日 16時