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「 こ、こんなとこ入っていいの？！」
井上「 いいんだよべつに 」
「 勝手だなぁ 」
井上「 そこ、座って 」
「 うん？」
井上「 ……ちょっとやってみたかった 」
つゆの隣の席に座って、2人で黒板見て
同じクラスで授業を受けているみたいな感覚
「 ねえでもさ、つゆは瑞稀の一個下だから、
どう頑張っても同じクラスにはいないんだよね 」
井上「 えー、そうじゃん 」
「 あ、じゃあさ 」
いいこと思いついちゃったかも
井上「 Aー？」
「 瑞稀せーんぱいっ 」
井上「！？！？」
小さい頃から一緒にいた分、
先輩っておもったことはあんまりなかったけど、
呼んでみると顔を真っ赤にする瑞稀
「 先輩、顔真っ赤 」
井上「 ね、それやめよ、恥ずかしい 」
「 なんで？今はそういう設定なの！」
ぎゅっと抱きついて、先輩？って首をかしげながら
聞くとふいっと視線を逸らされた
「 瑞稀、？」
井上「 ……次先輩って呼んだら、ちゅうするよ 」
「 っ…、瑞稀先輩っ 」
思い切って呼んでみれば、
目をまん丸にして驚かれて
むにっと片手で顔をつかまれる
井上「 調子乗ってると本当に知らないよ？」
「 ……ちゅう、しないの？」
井上「 っ、もう！本当やだ、」
くっついていた体を無理やり離されて、
頭を掻きながら窓の外を見てる
後から腰に腕を回して抱きつくと、
肩がビクッと揺れた
「 すき……、
面と向かって言ってから気持ちが止まらないの 」
井上「 っ、るさい、」
「 ダメかもしれないけど
キスしたいって、思っちゃう 」
井上「 ダメだよ 」
あっさり断られて、抱きしめていた腕が緩む
落ち込みながら離れようとすると
今度は正面から抱きしめられて
井上「 ………っ内緒ね 」
「 っ〜、」
一瞬だけ、目の前が瑞稀でいっぱいになって
こんな幸せなこと、ないよ
急に恥ずかしくなって文化祭回ろうって誘えば、
不意に繋がれた手
井上「 ……おれも、すき 」
「 え、」
小さな声だったけど、
はっきりと聞き取れたその言葉
好きって人をダメにするんだ って今更気づいて。
つゆも瑞稀もアイドルだけどその前に
ひとりの人間だから、この気持ちだけは
自分の力じゃ止められないの。
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美紀 - 瑞稀君と優斗君寄りのオール担当です最高です (2019年7月20日 10時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
まむん(プロフ) - Boom FIREのパスワードはどこで公開されてますか？ (2018年7月22日 4時) (レス) id: cad006097d (このIDを非表示/違反報告)
Miyu(プロフ) - つゆちゃんと瑞稀がほんとの気持ちをお互いに言い合うところ好きです！番外編？的なのみたいです！次の作品も楽しみにしてます！ (2018年5月26日 1時) (レス) id: 5858095a17 (このIDを非表示/違反報告)
門下生(プロフ) - つゆちゃんじゃなくなっちゃうんですね（ ; ; ）（ ; ; ）つゆちゃん大好きです！次の作品も楽しみにしています！ (2018年5月21日 0時) (レス) id: 9ad437b21c (このIDを非表示/違反報告)
せーらん。 - 瑞稀といちゃいちゃしてるのみたいです！ (2018年5月13日 21時) (レス) id: 72106770ca (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李苺
| 作成日時：2018年4月5日 20時
