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ゆっくりと身体を沈める慎の肩にしがみ付くと、片手は地面に付いて、空いている方の手で私を引き寄せてくれる
慎「…きっつ…痛くない？」
「んっ…大丈夫…」
隣の部屋の三人にバレないように、小さく耳元で囁く声には未だに慣れない
ダイレクトに響く甘い声に
何度も打たれたような感覚になる
慎「動くよ…」
ゆっくりと気遣いながら動く慎へと身体を委ねると、段々とお互いの息が上がっているのが分かって…
慎は、段々とペースを上げ始める
樹「今頃あの二人何してんですかね〜」
翔吾「そりゃあ二人で泊まってるんやから…
何かあってもおかしないやろ〜？」
思いがけず彼らの口から出てきた私達の話に反応して、反射的に力が入る
慎「ッ…締まってる…」
「ごめっ…」
慎「…はぁ」
唇を身体へと寄せながらキスを落として、器用に動く慎に、私は幸せで満ちて隠し切れない
「んッ…」
翔吾「あれ…
今何か女の人の声聞こえんかった…？」
樹「やめてくださいよ、怖いな」
やばい、バレる…
そんな事御構い無しにペースを早める慎にしがみ付きながら、耳元で助けを求めると
「慎ッ…声、出ちゃう…」
慎「…仕方ないな」
「ん！」
次の瞬間、唇を身体から顔へと移して口を塞ぐ
キスをしたまま、与え続けてくれる慎に翻弄されて、段々と意識が飛びそうになる…
壱「…もう出よか」
翔吾「え、」
壱「結構入ったやろ」
樹「…ですね」
翔吾「じゃあ枕投げやろか〜！」
樹「寝かせて下さい」
そんな声が遠くから聞こえて、ガラガラと戸を開ける音が聞こえると、隣は静けさに包まれた
唇を離した慎は、あまりの刺激で力が抜けかけている私の身体を支えながら、上から艶っぽい視線を投げかけていて
慎「いいよ、声出しても…」
「…ん…慎、好きっ…」
慎「…ふ、それは狡いわ…ッ」
そう言うと、慎はまたキスを落としてくれて
慎「…俺も好き、A…」
合間にそう呟くと、更に深い愛をくれて、一瞬だけ白い世界が見えた先、二人で果てた
そこからどうなったのかな…
優しく持ち上げられて寝かせられて、大きくて優しい手が、撫でてくれているような感覚で…
慎「無理させてごめん…」
覚えているのは、それが最後
幸せな夜、大好きな慎との甘い夜…
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MAO - とても素敵なお話で、一気に読めました！ (2020年1月11日 22時) (
レス) id: 7e55f29c35 (このIDを非表示/違反報告)
★ - 蘭さん» 楽しみでたまらないです！待ちきれません (2019年8月10日 16時) (レス) id: 772a3fabcd (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - ★さん» 物語が思い浮かんだら、再び慎君で書かせて頂こうと思っています！楽しみに待っていて下さったら嬉しいです(^^) (2019年7月19日 0時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
★ - また慎くんで書いてください！ (2019年7月15日 21時) (レス) id: b78fe88ec4 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - shyboyz17mさん» 最後まで読んで下さり、こちらこそありがとうございます！すごく嬉しいです泣 (2019年3月25日 23時) (レス) id: 9208e0cc5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蘭
| 作成日時：2018年9月10日 1時
