２４話 ページ25
話に混ぜてもらえなくて私が床のホコリをいじっていると、くるりの二人が揃って振り返り、お茶子ちゃんにガシリと両肩を掴まれた。
え、何なに怖い…顔が深刻すぎて…
｢Aちゃん…僕達から言えることは少ないから、あんまり手助け出来ないかもなんだけど…｣
｢うん…？｣
｢でも、今の爆豪くんは素直なだけやと思う…多分…あんまり勘ぐらなくていいんと違うかな…｣
｢素直…勝己が……？？｣
｢うん…多分…恐らく…｣
素直…勝己が………すなお………SUNAO…？？アイスクリームの名前じゃなくて、これは勝己の事だよね？？そうだよね？
お茶子ちゃんと出久に言われた言葉達を素直に受け止めることが出来ず、ぐるぐると思考が迷走している。頭の整理が出来なくてう〜〜ん、と唸っていると、下の方から聞き覚えのあり過ぎる人物の怒鳴り声が聞こえてきた。
｢おいA！！！！どこに居やがる！！！｣
階段の下の方で叫んでいるのは、間違いなくあの、あの爆豪勝己で。
決闘かなにかをする気なのかあの男は。冗談でしょ。
あんなに大声出して探してくれるのは嬉しいけど、あくまで勝己が私を探してるのは、勝己が私に対して怒ってるからだ。怒ってなかったら別に私も素直に嬉しいと思えるのに…
………嬉しい……ことなのか？ん？？
私はそんなことを思いながらため息をついた。どうやらこうやって相談する時間もお終いらしい。
｢お茶子ちゃん、出久、相談にのってくれてありがとう。突然ごめんね。｣
｢ううん、全然…！｣
｢寧ろ、話してくれてありがとね、応援しとる！｣
｢ありがとう…私が先に降りるから、私たちの声が聞こえなくなった頃に降りてきてね、そしたら出久も勝己に怒鳴られないと思うし…｣
｢うん、わかった。｣
テクテクと階段を降りていると、勝己がすぐさま私に気づいて、これまた凄い顔でずんずん近づいてきた。
わ、うわー……こりゃ相当ご乱心だ逃げるべき？いやでも逃げたらもっと怒るよなぁ勝己…なんて言うべきなんだろうこんな時…宥めるべき？いや宥めるのもまた違う気がするし…
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レルル - あ、すんません196って2乗でした死んできます (2018年7月31日 8時) (
レス) id: dcaaa97ec7 (このIDを非表示/違反報告)
レルル - 4の4乗は196ですよ〜。 (2018年7月31日 7時) (レス) id: dcaaa97ec7 (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - ニッシー(=´∀｀)さん» コメントありがとうございます、楽しんでいただけて私も嬉しい限りです、今後も楽しんでもらえるように更新頑張らせていただきます…！ (2018年6月25日 17時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
ニッシー(=´∀｀) - 楽しい！ (2018年6月22日 21時) (レス) id: e4fd1957c8 (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - コナさん» 迷惑だなんて、そんなわけないです。私の書く作品を好きだと言ってくれて、その上リクエストをくれるなんて、全てのお言葉が嬉しかったです。応援もありがとうございます、コナさんの、そのお言葉一つ一つが励みになってます、今後も頑張らせていただきます…！ (2018年6月17日 0時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名取 | 作成日時：2018年6月12日 10時
