２３話 ページ24
｢かっちゃん…？｣
｢爆豪くんと何かあったん？｣
｢うん、私たちね、付き合ってる…と思うんだけど、｣
｢うん、そうだね。｣
｢それ、多分勝己は本気で私に言ったわけじゃないと思うんだけど…どう思う？。｣
｢エッ｣
｢…？？｣
私の発言に、恐らく疑問だらけの二人。
そりゃあそうなるよね、付き合ってるのは本気じゃないとか言われたら、何言ってるんだこの人ってなるよね。アハハ…
でも私も勝己には疑問だらけなんだよ、なんか突然お昼奢ってくれるようになったり、登下校手を繋いだり毎朝家に迎えに来たり…疑いの心が限界突破しそうなんだ…この人本当に爆豪勝己なのかなって。
｢私今まで勝己と恋愛に発展するレベルの会話を……というかまともな会話をしたことが無かったし、今まで二人揃って四六時中引っ付いて来た訳でもない。勝己が私のことを好きなわけがないと思ってる。で、考えに考え抜いた結果、勝己は私への嫌がらせのために"付き合え"って言ってきたと思うんだけど…二人はどう思う？｣
私がそう問いかけると、二人は一気に表情が変わっていった。
出久は額に冷や汗のようなものを滲ませながら目を泳がせているし、お茶子ちゃんは心なしか顔が険しい。
私はどこか少しだけ、ほんの少しだけ緊張しながら二人の返答を待っていると、二人は方向転換して私に背を向け、何やらヒソヒソと話し始めた。
｢………ねぇデクくん。｣
｢な、何かな麗日さん…｣
｢爆豪くんがAちゃんにまともに優しくしてるとこ見たことある？｣
｢最近になって初めて見たかな…｣
｢だよねぇ…そりゃあAちゃんもこんな捉え方しちゃうし疑っても仕方ないよ…これ相当拗れちゃってるよ…｣
｢…うん…僕も薄々は感じてた…でもこれ、僕達あんまり首突っ込んじゃダメそうだね。｣
｢だねぇ、そんなことしたら恐らく爆豪くんが暴れるだろうね…｣
とてつもない疎外感。寂しいです私。
相談を持ちかけてきた張本人は私の筈なのに、何故か私抜きで話が進められている、しかも会話の内容が聞こえない。
寂しいです何話してるんですか…
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レルル - あ、すんません196って2乗でした死んできます (2018年7月31日 8時) (
レス) id: dcaaa97ec7 (このIDを非表示/違反報告)
レルル - 4の4乗は196ですよ〜。 (2018年7月31日 7時) (レス) id: dcaaa97ec7 (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - ニッシー(=´∀｀)さん» コメントありがとうございます、楽しんでいただけて私も嬉しい限りです、今後も楽しんでもらえるように更新頑張らせていただきます…！ (2018年6月25日 17時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
ニッシー(=´∀｀) - 楽しい！ (2018年6月22日 21時) (レス) id: e4fd1957c8 (このIDを非表示/違反報告)
名取(プロフ) - コナさん» 迷惑だなんて、そんなわけないです。私の書く作品を好きだと言ってくれて、その上リクエストをくれるなんて、全てのお言葉が嬉しかったです。応援もありがとうございます、コナさんの、そのお言葉一つ一つが励みになってます、今後も頑張らせていただきます…！ (2018年6月17日 0時) (レス) id: 100ff026ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：名取 | 作成日時：2018年6月12日 10時
