第290話…お礼 ページ40
ユウ視点
その日を境に僕らはアリスたちと仲良くなった｡
今まで杉葉が進めてくれたALOを始めたり｡
エースたちをリアルワールドに案内したり｡
逆にキリトやアリスたちをツイステッドワンダーランドに案内もした｡
もちろんリアルワールドとツイステッドワンダーランドが行き来できると言うことは
僕らだけの秘密だった｡
そしてそんな普通の生活が続くある日のこと…
リアルワールド 六本木…
ﾕｳ「ちょ…キリトさん？なんで僕とグリムは目隠しされたままどこに連れて行かれるんですか？」
ｷﾘﾄ「いいからいいから」
ｸﾞﾘﾑ「ふなぁ…真っ暗でこわ………いや、危ないんだゾ！」
僕も結構怖い……
ｷﾘﾄ「さぁ、ここに寝ろ」
ﾕｳ「命令形！？」
僕らは抵抗する間も無く何かに寝かされた｡
そのまま意識が遠くなり目の前が真っ暗になった｡
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アンダーワールド ある村の近く…
ﾕｳ「ん……ここは…？」
ｸﾞﾘﾑ「ふなぁ！？お…俺様が人間の姿に！？」
っと言うことはリアルワールドじゃないな｡じゃあここは…
ｷﾘﾄ「驚いたか？」
ﾕｳ「キリト！アリス……ってその姿…」
キリトは真っ黒な服をそしてアリスは金色の鎧を着ていた
ﾕｳ「もしかしてここって…」
ｷﾘﾄ「お察しの通りアンダーワールドだ」
僕は辺りを見渡した｡
ここが…Aの居た世界…
ｷﾘﾄ「っと言ってもAやアリスが居た時代より200年ぐらい経ってるからかなり変わってるけどな」
ﾕｳ「ここが…でもなんで…」
キリトとアリスは目でアイコンタクトを取った後僕とグリムに目を向ける
ｱﾘｽ「貴方は私の願いを聞きツイステッドワンダーランドに連れてってくれました｡そのお礼です」
ｷﾘﾄ「お前たちの話をもとに色々調べてここら辺がAの故郷だってことがわかったんだ」
キリトがそう言った瞬間
僕の目に見覚えのある丘の上の大きな木を捉えた
ﾕｳ「あれは…っ！！」
僕とグリムは木に向かって走り出す
ﾕｳ「ハァッ…ハァッ…やっぱり……この木だ｡かなり大きくなってるけど間違いない」
ｸﾞﾘﾑ「Aのいた場所なんだゾ！！」
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年4月6日 16時
