第282話…聞いてっ！！ ページ32
ユウ視点
そして…本の完成がもう直ぐとなったとき僕にとって少し…
いいや、かなり嬉しいお知らせが舞い上がった
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学園長室…
ﾕｳ「え…？元の世界に行き来できる方法がわかった！？」
ｸﾛｳﾘｰ「っと言うより……各寮長が総力を上げて行き来できる魔法をつくちゃったっというか……」
寮長………スゲェッ！！！
ﾘﾄﾞﾙ「実はあの事件が起きる前から作業はしてたんだが…出来るって矢先に……」
ﾕｳ「そうですか…」
Aの顔を思い出すも僕は顔を横に振り学園長に向き合う
ﾕｳ「じゃあ僕はこの世界と元の世界…どっちにも帰れるようになったんですね！」
ｸﾛｳﾘｰ「えぇ」
よかった…もし帰る方法があったとしても
この世界で出会ったみんなと離れるのは嫌だったし
Aとの思い出もたくさんあるから…
ﾕｳ「それで…僕はいつ帰れるんですか？」
ｸﾛｳﾘｰ「今はまだ実験段階なので数日もあれば…」
数日…その間に持って帰るものを選んで準備しよう
ﾕｳ「わかりました！ありがとうございます！！」
僕は走って学園長室を出る｡
そして急いでオンボロ寮へと向かった｡
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オンボロ寮 談話室…
ﾕｳ「みんな聞いてっ！！」
僕は思いっきり談話室の扉を開く｡
そこには1年ズが全員揃っていた｡
ｴｰｽ「ビックリしたぁ…どうしたんだよいきなり…」
ﾕｳ「各寮長たちが力を合わせて僕の世界とこの世界を行き帰りできる魔法を作ったって！」
僕の言葉に1年ズは目を丸くする
ﾃﾞｭｰｽ「それはつまり…」
ﾕｳ「僕…僕帰れるんだ！それに君たちに僕の世界を案内できる！！」
それを聞いたみんなは喜んだ
ｼﾞｬｯｸ「よかったなじゃないか！」
ｴﾍﾟﾙ「お別れは寂しいから行き帰りできるのは嬉しいね！」
ｾﾍﾞｸ「さすがマレウス様このセベク感動しましたっ！！！！」
するとグリムは僕の胸に抱きつき顔を埋めてきた
ｸﾞﾘﾑ「よかったゾ…よかったんだゾ…！きっとAも喜ぶんだゾ…っ！！」
ﾕｳ「うん…そうだね…！」
僕はグリムを抱き返す｡
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年4月6日 16時
