防 弾 警 察 _____ III

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_____ ストーカー編









｢ダチュラです。よろしくお願いします。｣









VIP席へ向い、その男の横に座るといつの間に
居たのか一人の男も隣に座り挟まれる形になる









【ダチュラか、かわいい名前だな。ハーフか】









｢そうなんです。韓国とスペインのハーフです｣









【えらく綺麗な顔してるもんだから指名しちゃったよ】









なんて話す男が前かがみになった時に見えたのは
首の後ろにある蜘蛛のタトゥー









もしかして、と思い隣にいた男を上から下まで
眺めてみると見えたのは、耳の下に見えた
蜘蛛のタトゥー。









確か、私の父トンミとテヒョンさんの父である
ユソンさんを殺害したのは同一人物で、
"首の後ろにある蜘蛛のタトゥー"


そして、トンミを殺害したのは二人らしく
もう一人は、"ふくらはぎに蜘蛛のタトゥー"だから
隣のこいつは違う









ユンギさんの父である、ユルギさんを殺したのは
"足首に傷"がある人だからこの二人は違う。けど









"耳の下にある蜘蛛のタトゥー"って、、、
ジミンさんのお父さんを殺した人………









｢あら、首の後ろに蜘蛛のタトゥーなんて、

珍しいですしすっごいかっこいいですね！｣









【お、そうか？……こいつも耳の下にあんだぜ】









｢わ、ほんとだ。お二人共"お仲間"ですか？｣









《まあ、そうだな？………チョンシル》









【なんだよ気持ちわりぃな、ドへ】









ジミ『おい、耳の下にタトゥーって………』









テヒ『……首の後ろってまさか俺達の父さんをっ、、、』









クロだと、必ず沈めてやると決め口を開く









｢そろそろ、パーティですね。｣









そう呟き、チョンシルと言われた男の首元に手を
やり背後で分からないようにGOサインを送ると
即座に落とされた照明









｢ダチュラって、"偽りの魅力"っていう花言葉なんですよ？｣









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