防 弾 警 察 _____ III

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_____ ストーカー編









《実は……最近ある男の人とよく会うんです。

それも、学校帰りとかバイト帰りとか……っ、

いつも同じ人で…怖くて………》









｢…何か危害を加えられたりしましたか？｣









《今のところは……あっ、そう言えばこれ……》









そう言ってミアさんがカバンから差し出したのは
一枚の手紙だった。その手紙を丁寧に開けると
そこに書かれていたのは









"ユン警部に相談すれば俺を逮捕できるかもね"









ジミ『…んだよこいつ。ふざけてんのか？』









グク『……もしかしてこれを見てここに？』









｢ミアさん、念の為私がしばらく一緒に行動

しても宜しいですか？あと、ご両親について

聞かせて頂きたいんですが……、｣









そう言った瞬間にミアさんの表情が強ばり、
怯えてるような雰囲気を感じ取った









｢あ、、、じゃあ話しを変えましょうか。

バイトは何をされてるんですか？｣









《………それはっ、、、》









グク『ミア…ちゃんでしたっけ？あの子隠してる

事が多過ぎないですか？Aさん。』









｢まさか、キャバクラが"バイト"だったなんて

まるで………女子高生連続殺人事件の時とどうしても

ダブって見えちゃいますね。｣









ナム『よし、調べたよ。彼女の通う高校、そして

名前、顔写真、それから"バイト"は一致。

何も嘘はない……けど、一つ分かったことがある』









｢分かったこと……。なんですか？｣









ナム『…ミアさんの家庭環境は父子家庭。

奥さんの欄は何故か空白で、

その父親がなんと、、、、警視総監だって。』









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