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お兄さんも、僕と同じだったんだ
自分だけじゃない、そうわかっただけで心が軽くなるのがわかる
「俺はヒロがいたから乗り越えられた、理解者がいるとわかればどうと言うことはないさ。だから、君の理解者に俺はなろう。…降谷零だ、君の名前は？」
『…一条、Aです』
「よっしA、これで俺達は仲間だ！」
「おーい、僕を忘れるなよ！僕は諸伏景光！これからよろしくな！」
友達が、初めて友達が2人もできた
こんなに嬉しいことは無い、何も知らないのに
初めて会ったばかりなのに、お人好しのお兄さん達。でもね
『よろしく…したいですけど、あの子達が言ってたことは間違ってないんです、僕は呪われてる…不幸体質なので』
だから関わらない方がいいですよ。と伝えると見るからに悲しそうな顔をする2人
いや、だって、本当なんですもん…鳥の糞落ちてくるよ？植木鉢落ちてくるよ？最悪死んじゃうよ？
あぁぁダメだ、助けてくれた恩人にそんな事できない
仲間だと言ってくれた、助けてくれたこのカッコイイお兄さん達を僕の不幸に巻き込んじゃいけない
だから、ここでさよなら、ありがとう
と、帰ろうとすればグイッと腕を引っ張られ抱きしめられた。
『…！？』
両親以外からのスキンシップは慣れていないので、突然のハグに心臓が痛くなるほどバクバクと動く
「こんなに小さいのに、なんて表情をするんだ…ダメだ、仲間だって言っただろ？」
「そうだよ、君がいくら離れようとしても僕達は味方だ、不幸体質がなんだ、そんなのへっちゃらさ」
『で、でも…だって』
「ハイハイ、だっても何もないよ」
「これからもっと中を深める為に、マックでも行くか！」
「お！いいな！」
『え…え！？』
あれよあれよというウチにマックに連行され、夕飯に支障が出ない程度に食べることにした
途中で歩き方が変だと気づかれ、大会での事を話せばヒョイッと抱えられ抵抗する間もなく連れてかれる
凄いな…気をつけて歩いたつもりだったんだけど、一瞬でバレた
マックで降谷零さんはバーガー4つにポテトLとドリンク、諸伏景光さんはバーガー3つにナゲットとポテトとドリンク、その細い体に何故入るのか疑問に思うくらいには食べていた、この後で夕飯もちゃんと食べるらしい、凄いな成長期…
僕はナゲットとドリンクだけ頼み、モクモクと食べていると、足りるか？これいる？と聞きながら口に入れてきたので身振り手振りで大丈夫です！いらない！と伝えたが、無理やり突っ込まれた。いい笑顔でした。
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アカイカ - 朱夢さん» ありがとうございます！✨ (2022年6月5日 21時) (
レス) id: 64c8d779ad (このIDを非表示/違反報告)
朱夢 - とても面白かったです‼️寒暖差激しいですが頑張ってください。 (2022年5月24日 19時) (レス) id: af58c4fc49 (このIDを非表示/違反報告)
アカイカ - しおポンさん» ありがとうございます…！ハチャメチャに嬉しいです！ (2022年5月16日 17時) (レス) id: 64c8d779ad (このIDを非表示/違反報告)
しおポン - 作品、拝見させて頂きました、、、！これからどんな風に主人公君が成長していくのか楽しみです！ (2022年5月16日 1時) (レス) @page15 id: 6db5cc4293 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アカイカ | 作成日時：2022年5月13日 21時
