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パルクールしてるって事は秘密にして、夜散歩してたらたまたま爆弾を見つけ、たまたま爆弾処理の方法を知ってたからたまたま持っていた十徳ナイフで解除をしたと、掻い摘んで説明した
お兄さん2人…松田陣平さんと萩原研二さんは手を顔に当てながら深いため息をついた
そして目を釣りあげて僕に目線を合わせてしゃがみ込む
「お遊びでやっていいことじゃないよな?最悪命を落としてたんだ!俺らがいたから良かったものの、もし間違って爆発でもしたら死んでんだぞ!」
僕を心配して怒ってくれているのはわかる
でも、時間が無かったし、いけないことでもこれが最善だと思ったのだ。それにお遊びでやったつもりは微塵もない
僕はなんだかイラついて、不貞腐れたような態度を取りそっぽを向いてしまった
「こんのガキっ…」
「ま、まぁーまぁー陣平ちゃん!なんで爆弾処理の仕方知ってるかわからないけど、この子のお陰で早く解体できたんだしさ!」
『それは、母さんが教えてくれて』
「君のお母さん凄いね!?」
「カタギじゃねぇだろ絶対…てかガキが夜中に出歩くんじゃねぇ」
それは本当に申し訳なく思っています、ごめんなさい
「これから警察が来るし、事情聴取されると思うから諦めて怒られような」
『…イヤダァ』
「いやだぁじゃねーよ、逃げんな」
「…あれ、暗くてわからなかったけど、褐色肌にブルーの瞳…降谷ちゃん達が言ってた子じゃない?」
「ん?あの不幸体質で体術に長けてるっていう…言われてみれば確かに」
突然容姿の話題にビクついたが、どうやら零君と景光君の知り合いらしい…もしかして
『警察学校の方ですか?』
「そうだよぉ!やっぱり君が一条Aちゃんだったんだ、よく降谷ちゃんとヒロ君から話は聞いてるよ〜」
「次々と事件に遭遇する、とことんついてねぇ奴だってな」
なんの話をしてるんだ2人とも…松田さんはニヤニヤしながらこっちを見ないでいただきたい
「今回もついてなかったかぁ…噂通りなこって」
「ま、これでも飲みなよ」
『…ありがとうございます』
萩原さんが自動販売機でジュースを買ってくれた
実は喉が乾いていたのでとても有難い…
…それはそうと、本当に警察に捕まりたくない
僕はこの不幸体質のせいでよく警察にお世話になっているのだが、毎回同情の目を向けられとてもいたたまれなくなるのだ
パルクールで培ってきたこの脚力、今見せる時
『』(ダッッ
「「あ?…はぁ!!?」」
逃げよ!
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アカイカ - 朱夢さん» ありがとうございます!✨ (2022年6月5日 21時) (レス) id: 64c8d779ad (このIDを非表示/違反報告)
朱夢 - とても面白かったです‼️寒暖差激しいですが頑張ってください。 (2022年5月24日 19時) (レス) id: af58c4fc49 (このIDを非表示/違反報告)
アカイカ - しおポンさん» ありがとうございます…!ハチャメチャに嬉しいです! (2022年5月16日 17時) (レス) id: 64c8d779ad (このIDを非表示/違反報告)
しおポン - 作品、拝見させて頂きました、、、!これからどんな風に主人公君が成長していくのか楽しみです! (2022年5月16日 1時) (レス) @page15 id: 6db5cc4293 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アカイカ | 作成日時:2022年5月13日 21時