49話 ページ13
一方その頃、Aは庭でしゃがんでいた
「こ、、怖かった…いやこわいじゃなくて息しずらい……???」
先程の空気が限界だったのか深呼吸をずっとしているA
仮にも妖怪なのにその姿はそんじょそこらの人間と変わりない
あぁ早く牛頭と馬頭に会いたい。ぎゅうってしてほしい。そんで今日のお話聞いてもらうんだ
「…はぁ…リクオはすごいな…」
ぽつりとつぶやいた時、自分が誰かの影におおわれた
「あれ、さっきの女の子」
「…狒々さまの…息子さん…?」
________
「ごめんな〜いきなり大声出して」
「大丈夫!怖くないってわかったもん!」
すぐに意気投合した2人
仲睦まじく庭にしゃがんで話していた
「ゆきわらし…だったよな。偉いなまだ12なのに当主になるために色々してて」
「猩影さまも凄いね、背が高くてかっこいいし、一つ目さまにお話できてた!!」
私まだちょっと怖い、と笑うA
「えと、それと…狒々様のこと…」
「…いいよ、大丈夫。何も言わなくて」
しばらく2人で話し合いをしていると廊下を歩くほかのものの姿が見えた
「あっ、つららたちだ!」
「ん…?あれって…」
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ラム - 夢主人公のイメージイラストが見てみたいです (2020年11月4日 16時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:吹雪夏海 | 作成日時:2019年7月27日 2時