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You side
『テヒョンくん 、』
きっと来てくれるって思ってた 。なんでって 、私の甘えはなんでも聞いてくれる人だから 。
置き手紙なんて甘えに過ぎない 。あなたの方から来てくださいって 。
軽く息を切らした彼の声は 、もうすぐそこで聞こえる 。ってことは 、私の目の前にいるってこと 。
顔が見れない 。顔が上げられない 。
TH「A 、ごめん 。ごめん 、ごめんね」
『 … うん』
私も言いたい 。なのに 、喉につっかえて出てこない 。私の方が謝らなきゃ行けないのに 。テヒョンくんは謝ってくれたのに 。
TH「顔 、見せてよ 。安心させて 。」
『いやだ』
こんな醜い顔 、見せられるわけない 。
せめてもう少し赤みが引いてからにして 。
なんて思ってた矢先 。
『っ 、』
テヒョンくんの大きな手によって 、強制的に顔が持ち上げられる 。
『「 … 泣いた？？」』
赤く腫れている彼の目 。
私と同じく 、若干充血してる 。
『ふふ 、笑』
おかしくて仕方なかった 。お互いに思いあってるのに 。こんなにもすれ違っちゃうなんて 。
胸いっぱいに温かさが広がった 。テヒョンくん 、凄いや 。
『ん 、』
TH「あ"〜 … 好き … 」
案外ハグ魔の彼は 、これまでにないくらい私を抱き寄せて 、首元に顔を埋めている 。
可愛い 。彼のふわふわの髪の毛が頬っぺに当たってくすぐったかった 。
『私もだよ』
顔が見えないのをいいことに 、本音混じりの嘘をついてみる 。
TH「俺今 、期待しちゃうからやめて」
『じゃあ期待して待っててよ』
首元のテヒョンくんの顔は 、耳まで真っ赤っか 。珍しい 。
TH「はっ！！」
突然 。テヒョンくんが顔を上げた 。
TH「ジニヒョン！！！」
そう言えば 。なんて言ったら失礼にあたるけど 、いくら見渡しても彼の姿は見当たらない 。
いつの間にいなくなったのだろう 。
意外にも紳士的なのかもしれない 。
TH「ヒョン … 」
どこか安心したような顔で笑うテヒョンくん 。私も今同じ気持ちだよ 。
お礼言わなきゃな 。少なからず 、彼の優しさに漬け込んだのは事実だから 。
TH「おいしっ」
なんて 、気付かぬ間にお弁当を漁る彼は流石だなって 。
無邪気にほお張る彼を見て 、再び胸をなで下ろした 。
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和堂 桜(プロフ) - おー！！！続編ですか！？出来たら嬉しいです！！めっちゃ楽しみにしてます！ (2019年8月31日 12時) (
レス) id: 46ecf93e38 (このIDを非表示/違反報告)
tomato0707zz(プロフ) - 続編読みたいです！これからも頑張ってください！ (2019年8月30日 16時) (レス) id: 130adcd826 (このIDを非表示/違反報告)
ほば ｯ(プロフ) - 和堂 桜さん» コメントありがとうございます。作者の身勝手な判断により不快にさせてしまっていたら本当に申し訳ございません。ここまで読んで下さり光栄です。ありがとうございました。 (2019年3月20日 2時) (レス) id: 52280eb950 (このIDを非表示/違反報告)
和堂 桜(プロフ) - 残念です (2019年3月19日 15時) (レス) id: 46ecf93e38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほば ｯ | 作成日時：2018年11月20日 3時
