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 急いでロロはマレウスのところへ駆け寄る

 ロロはナミに手を伸ばし、
 マレウスから奪った

 マレウスを見上げる




「この子にそういった行為はやめたまえ…!」


 ロロは、マレウスを怒鳴りつけた




「なんだフランム。嫉妬か」


 マレウスはニヤニヤしていた
 ロロはピクピクと眉を動かす




「だったら何が悪い!」


 ビシッと怒りながら言い放ったロロ
 ナミの背中の後ろに隠した




「そうだ。私は嫉妬しているのだよ。この女が悪党にキスされているのを見ると虫唾が走る」


 ロロは嫌そうな顔をした
 さっきのことを思い出してしまったのだ
 モヤッとしてしまう心…




「ッ!」


 ロロはナミの肩を引き寄せ、
 嫉妬の勢いのまま
 ナミにキスしてしまうーー




「んっ…」


 ナミの小さな声が漏れる
 ロロの唇がナミの唇と密着しているのをマレウスははっきりと見てしまった




「!」


 今度はマレウスが目を見開く番だ




「どうだ。目の前で、お前の好きな女が、他の男に唇を奪われている気分は」


 ロロは嘲笑った
 マレウスは下を向き、プルプルと震え始めた
 ものすごく苛立ちのオーラを感じる

 それを察したナミはロロの腕を引いた




「なんだ?」


 ロロは自然とナミを見つめた
 が、
 唇と目が合う




「…」


 ロロは目を丸くし、固まった
 そういえば唇を奪ったのだと




「や、ち、違う…」


 ロロは狼狽えた
 が、顔は真っ赤だ
「私は…っ、なにを…」と声が震えてしまっている




「許さんぞ!フランム!!!」


 マレウスは激怒だった
 また雷がここへ落ちてきそうだ
















ーー
あ、や、下書きでボツったのが何個かあって…こっそり…投稿しやした…

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作者名:真灯 | 作成日時:2022年11月27日 10時

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