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第25話 お姫様 ページ27

────そして今に至るわけである

おにーさん「助かったぜ」

忍霧「ああ、ほんとに」

貴「お礼なら、食事で残してるプリンをください。忍霧君はフルネームを教えてください」

おにーさん「なんで知ってんでぇ」

貴「たまたまですよ」

忍霧「何故、フルネーム」

貴「聞いてなかったから」

その後『忍霧ザクロ』と名前を教えてもらい、今回のことはみんなには黙っとくから自分たちで報告するようにと伝えた。

おにーさん「Aちゃん」

貴「なんですか?」

眠気もそろそろピークを迎えていえ、めんどくさそうに対応する。

おにーさん「本当にありがとな」

さんざんお礼を言われているのにまだ言うか。と、あからさまに不機嫌な顔をしてやるとおにーさんも困ったような顔で私を見る

おにーさん「おやすみ、お姫様(ニッ」

と、頭を撫でられおにーさんは去っていった








『おやすみ、プリンセス』

『また、明日ね』

目線を私に合わせて優しく笑う両親

────ママァ

『あら、Aどうしたの?』

こちらに気づき、読みかけの本を置く

────あのね、寝れないの

『うん』

────こわいゆめみてね

『あら、どんな夢?』

────みんながいなくなっちゃうゆめなの

『それは、怖いわねぇー』

────みんな、いなくならない?

『それは、無理よ』

────どうして……?

『……だって』









『貴方が、私たちを殺したんだもの』

血に濡れた顔で私を見る母、いや怪物。


『A』


その中でも“あの人”だけはいつも私だけを見ていた。

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ミー - 爽さん» 爽様、コメントを返すのが遅くなってしまい申し訳ございません。ありがとうございます!!そう言ってもらえるととっっても嬉しいです(*^^*)期待に応えられるよう頑張ります!!これからも『モノクロ』をよろしくお願いしますm(*_ _)m (2019年11月2日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
- とても素晴らしい作品です!カイコクさんがカッコイイ… これからも頑張ってください♪ (2019年10月21日 20時) (レス) id: e25b731dd7 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - はるさん» はる様!コメントありがとうございます!!!そのように言っていただけるなんて……感動のあまり、目から汗がっ(´TωT`)これからもよろしくお願いします!! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 鬼ヶ崎カイコクさん» ご本人にそう言って貰えるとは……嬉しいです!!これからも、頑張りますね! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 13fa699958 (このIDを非表示/違反報告)
はる - 鬼ヶ崎カイコクさん» 私もそう思うでェ (2019年9月7日 1時) (レス) id: 9386fcb447 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ミー | 作成日時:2019年2月3日 0時

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