モノクロ 【鬼ヶ崎カイコク】

第10話 友達 ページ12

こちらの話が終わったと同時にあちらでもゴタゴタが終わりようやくゲームが始まるようだ。

ユズ「『たたり姫』が向こう側で良かったじゃないか」

おにーさん「なんでぇたたり姫って」

貴「カリンちゃんの通り名ですよ」

ユズ「その通り。彼女はオカルトものはかなり精通しているはずだよ」

おにーさん「………半べそかいてねェか？」

・・・・やっぱり、立候補してやっといた方が良かったかもしれない

モニター越しにうつる彼女な顔を見たら、こっちまで心配になってきた。

パカ「確かに、得意ジャンルに当たったほうがクリアの確率はあがります。ただ、閲覧者様が望むのは必ずしも堅実で安全なプレイだけではございません。

ときには予想もつかないエキセントリックな行動が人の心をつかむこともあるかと」

そう言って映し出されるアッキーくんの映像

貴「彼にご執心なのね」

パカ「いいえ、ワタクシはここにいる皆様にも期待しておりますよ。もちろん貴方様にも」

貴「そりゃどうも」

そして、あの4人は難なくお題をこなしていった


『友達』というお題が出て

アッキー「じゃあ、俺と友達になりませんか？」



友達に申し出たアッキーが




────────ベランダに落ちるまでは

第11話 黒いもの→←第9話 スリル

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す