愛して.愛されて【鬼滅の刃】

鬼に〇されてみた。 ページ19

〇 竈門炭治郎


｢…巫山戯るな｣と貴方を抱きながらガチギレ。
禰豆子ちゃんもキレていて凄まじい気迫。

鬼を倒しても暫くは立ち直れなくなってしまう。

｢ごめん、ごめん……！！｣ってずっと泣いている。
｢守るって約束したのに、Aまで、……｣
大粒の涙が貴方の顔にあたる。

この先,鬼に同情出来るかは 分からない炭治郎。



〇我妻善逸

｢……は？A…！Aちゃん…？｣
と何が起こったのか分からない善逸。

泣いて,泣きっぱなしで鬼は炭治郎と伊之助が倒す。

蝶屋敷に戻ってもずっと。
｢冗談だよなぁ……なぁ炭治郎？伊之助。｣
って辛そうに微笑む。

誰よりも耳がいい善逸。

貴方の音が消えた、
という事実を受け止められない。



〇嘴平伊之助

｢あ？巫山戯たことやってんじゃねぇよA！｣

抱き抱えて揺らすも反応しない貴方を見て
鬼に途轍もない怒りを覚える。

自分が殺してしまった。
と自分を追い込み,毎日鍛錬に励む。

悔やんでも悔やみきれない。
皆の前では泣かなかった。我慢していた伊之助。
“Aは俺ががずっと守る”と心に決めていたそう。



〇煉獄杏寿郎

｢A…すまない…すまない｣
と頑張って作り笑いをするも涙が溢れてくる。

｢俺が…鬼殺隊になった意味は…？｣と自問自答を繰り返す。

｢…皆を、Aを守る……はず｣と
いつもの煉獄とは全く違う。

｢っ、約束をしたのに！｣拳に力を入れながら叫ぶ。

すまない。と何度も謝る。その言葉が届いたのか
涙を流す貴方を見て｢っ、…ありがとう｣と
泣きながらお礼を言う。

いままでの。そしてこれからの。



〇鬼舞辻無惨(貴方は鬼設定)

｢何故、Aが…｣
下弦や上弦が殺されても憤るだけ。
つまりそれだけの存在。

貴方の衣服だけその場に落ちている。
それを拾い顔にあて埋めるように。

｢…俺がもっと血を分けていれば、
いや、そもそも鬼狩りに遭遇させなければ｣
と自分の行動に悔やむ。

目に涙を浮かべる鬼舞辻無惨、それを隠すように
人が変わる。

尚更,鬼殺隊に殺意を覚える。



〇猗窩座(貴方は鬼)

｢…俺は,鬼になってから強くなっても、尚…｣と
自分でも不思議そうに何かを思い出しそうに言う。

首を軽く横に振り貴方を抱き締める。

｢A、…お前はそんな弱いやつでは無いだろう？
何故やられた！誰にやられた！！｣

返事が返ってこないことを理解していても
一生懸命話しかける。

｢俺が必ずそいつを殺す！｣と額に青筋を浮べる。

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