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8,『私もイマイチ良く分からないんだよね』(アマテラス) ページ8

イ)ど…どういう事だよォ!?アマ公が…人に…!


いきなりだったのかイッスンとやらはかなり動揺している。


ア)まあまあ(笑)、そう驚くな。…と言いたいけど無理ないか。お前にはちゃんと説明してなかったからな。まぁそのうち…



私が言いかけた時、目線の先に倒れているが見えた。


すぐさま私はイッスンと倒れていた人に近付いた。


だがある事に気付いた。


角が生えている。


耳の形も人間とは違う



こいつは鬼だろう。



危険だと思ったが私はある事に気付き─



ア)おい、お前大丈夫か?(バシバシ



叩き起す←



イ)ちょ…!何してんだィアマ公!?こいつ角はえてる妖怪だぞ!?きっと天邪鬼かなんかじゃ…



ア)……いや、確かにこいつは鬼だ。けどただの鬼ではなさそうだし、恐らく私達に危害を加えはしないだろう



イ)でもこいつァ金棒も持ってんだぞォ!?



……どんだけビビってんだこいつ…(※別にイッスンはビビってません←



ア)護身用かもしれないだろ?…あ、気が付いた!



?)………ッ!…貴方は…?



ア)私よりまずはお前からだよ。大丈夫か?痛いところとかは?



?)私は大丈夫です。ご迷惑をおかけしました



ア)いいって事よ!それよりあんた、一体何者だ?只者ではなさそうだし…



鬼)申し遅れました。私は鬼灯と言います。



ア)私はアマテラスって言うんだ。よろしくな!



鬼)よろしくお願いします、アマテラスさんに、…玉虫さん?



イ)玉虫って呼ぶな!オイラは旅絵師、イッスンさまだィ!



鬼)イッスンさんですね、すみません。ところで、私が起きるまでの間に一体何があったのですか?



ア)私もイマイチ良く分からないんだよね、ただひとつだけ言えるとすれば…、〈ある怪物の封印が解かれて外が大変な事になっている〉ってことかな?



鬼)…怪物?



ア)まぁこの話は後だ!それよりまず鬼灯の事聞かせてよ、その角と耳と金棒を普通の人間が見たら妖怪だと思われて襲われるぞ?



鬼)……そうですね、分かりました。私の事について、話せる事は話しましょう。その代わり、貴方の事も聞かせてください。頭に堂々と獣の耳を生やした人を逃すのは流石にありえないので。



ア)良いよ!



鬼)…でははっきり言います。私は人ではなく、“鬼”です。

9,『どうかしましたか?』(鬼灯)→←7,『えェえええ!?!』(イッスン)



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作者名:迦楼羅炎 x他1人 | 作成日時:2015年4月3日 22時

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