33,『私です!』(アマテラス) ページ35
〜アマテラスside〜
イッスンに言われ、水車へと向かう。
画龍(蘇神)の力を使い、水車を直した。
するとクシナダの姉ちゃんは驚いた様子でこっちを見ていた。
ク)まぁ、これはどういうこと!?水車がすっかり直っちゃってるわ!一体誰が直してくれたのかしら…。
私です!(`・ω・´)←
イ)アホか!(ベシッ
ア)痛っ!
イ)てか狼の姿じゃ無くなっちまってるぜェ…。
鬼)アマテラスさん、もうクシナダさん中に入って行きましたよ?
ア)…あ、ほんとだ。
何だかんだで狼姿になって(鬼灯とイッスンは待機で)中に入ってみると既にクシナダの姉ちゃんがいろいろやってた。
ク)なぁに、シロちゃん。お酒造りに興味があるの?
ほら…、これが精米をする臼よ。面白いでしょ?そうだ!シロちゃんにいい物あげるね。
すると後ろで何か取り出した。
ク)お店の売れ残りなんだけど私が作ったお酒、その名も〈絶景神〉!でも…シロちゃんにお酒はまだちょっと早いかな?
ありがとうの代わりに軽く頭を下げ、お酒の入った瓶を咥え、外に出た。
鬼)どうでした?
ア)まだちょっと早いかな?って言われたけどお酒くれた。
イ)てかそれがありゃおっさん動くんじゃねェか?
ア)ちゃんとやるかな…?
鬼)取り敢えず行ってみましょうよ。
再び狼姿になってスサノオのおっさんの所にお酒を持ってった。
ス)…ん?ちょっと待てポチ!この香りは…クシナダちゃんの手作りのお酒、絶景神?
私は〈絶景神〉を渡した。
ス)な…何という巡り合わせ!クシナダちゃんとの愛が成す奇跡か?…そうだ酒だ!きっとこんな時は酒の力が物を言うのだ。そう言えば我が先祖イザナギも怪物退治の時には酒の力を借りたと聞く、…我天を得たり!
すると立ち上がり、剣を手に取った。
ス)いざ鍛錬を始めようぞ!
…どれ、いつもの打ち込みでも軽くやってみるか。
いざ参らん!
そう叫び、木で出来た2つの人形を剣で斬りつけた。
2つの人形は真っ二つに割れ、地面に落ちた。
ス)いざ刮目して見よ!
スサノオ流…真空割破斬!!
岩に斬りつけると、キィンと音を立てて崩れた。
ス)ななななな…、何ぃ!?
う…うおおおおー!!
スサノオのおっさんは大岩の所へ走って行った。
ス)ス…スサノオ流、真空割破斬!
道を塞いでいた大岩は大きな音を立てて、一気に崩れ去った。
34,『…それで、サクヤ姫様は一体どうしたのですか?』(鬼灯)→←32,『ブフォッwww』(イッスン)
8人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:迦楼羅炎 x他1人 | 作成日時:2015年4月3日 22時