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31,『貴女意外とシャイ何ですね(笑)』(鬼灯) ページ33

〜鬼灯side〜



アマテラスさんとイッスンさんが中に入って数分後。



突然スサノオさんを乗せたアマテラスさんが飛び出して来た。



方向はあの岩の所。




すかさず私も小走りでついて行く。




少しも経たないうちに着いて何やら話してました。




ス)……たく………ッコロ…こんな……れて…



行)ちょ………ってくれ……あん……ス……オ…かい…




………何言ってるのかイマイチ聞き取れないですね。




しかも私が着くと同時に焦った顔をしたスサノオさんが必死になって走り去って行きました。



行)あの男…、本当に大丈夫かね?どっちにしてもここで待つしかないかぁ。



ア)……あ、鬼灯!



鬼)今のは何だったんですか?



イ)あのオッサンよォ、岩の破壊を頼まれて無茶苦茶困ってたぜェ。しかも挙句の果てに

『剣に宿す闘気を高めるため、精神統一が必要だな。』

とか言ってよォ、結局逃げたぜ。



鬼)そうでしたか。



ア)てか聞いてよ鬼灯ィ!あのおっさん酷いんだぜ!私女なのにポチとか言ってきてさ、しかも狼なのに犬だと思い込んで
“山へ帰って猿と戯れておれ!”って言ってきたんだ!
それにさっきも私を男って言ったんだよ!酷くない!!!?



鬼)取り敢えず落ち着いてください。




ア)ちくしょう、あのおっさん…。いつかぶん殴ってやる…。



イ)てかそんな男勝りな性格がダメなんじゃねェか?




ア)あ"!?



鬼)原因それですね。まず「あ"!?」っ言ってる時点で駄目ですよ。



ア)酷!うわー、心傷ついた。



鬼)全くもって傷ついたようには見えませんがね…。



ア)外見で判断しちゃいけないよ。ほら、私乙女だからw



イ・鬼)……………………(引




ア)いや、ちょ…冗談だから本気で引かないでよ!




鬼)冗談ですよ。




ア)鬼灯の行動一つ一つが冗談に見えない。




鬼)貴女勿体無いですよ。顔は綺麗ですし、スタイルも良いのに。




ア)え…………!?!!?//////




鬼)それに、男勝りな所もありますが根は仲間思いの優しい方じゃないですか。




ア)いや……///それは………/////




イ)…アマ公、顔真っ赤だぜェ(笑)




ア)ッ!……バカァ(バシッ




イ)痛!!




鬼)…アマテラスさん、貴女意外とシャイ何ですね(笑)



ア)笑うな!!////



イ)………ってちょっとストップ!!話脱線しちまってるぜ!



ア・鬼)……あ…。



鬼)……行きますか。



ア)…あぁ。

32,『ブフォッwww』(イッスン)→←30,『では私はここで待ってますね/馬鹿だろコイツ…』(鬼灯/アマテラス)



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作者名:迦楼羅炎 x他1人 | 作成日時:2015年4月3日 22時

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