29,『弱くなりましたね←』(鬼灯) ページ31
〜鬼灯side〜
なんとも言えない状況の中、解除された妖壁からアマテラスさんが歩いて来た。
ア)オ〜イ、終わったよ(ニコニコ
…何故かわかりませんが、随分ご機嫌ですね。
しかし赤天邪鬼さんが一発殴られただけで終わるとは…。
弱くなりましたね←
あ、違う。
アマテラスさんが強いのか。
ア)大丈夫?怪我とかしてない?
鬼)大丈夫ですよ。
アマテラスさんこそ大丈夫ですか?
ア)全然平気だよ。ところで岩押してた男の人は?
鬼)あっちはあっちで
「何だかスッカリ体が軽くなった」
と言って喜んでました。
ア)あの人結構独り言多いね。
行)…あ、そこの嬢ちゃん。
ア)ビクッ)………!σ(゚∀゚)?
行)うん。君この村の子だろ?
─だったら〈スサノオ〉とかいう男を連れてきておくれよ。
…何でも伝説の英雄イザナギの子孫だっていうじゃないか。
そいつならどうにかして岩をどかしてくれるハズだよ!
ア)…さっきのおっさんのところか…。まぁいっか。行こうぜ、二人とも。
鬼)はい。
イ)あぁ…。それにしても、おかしいなァ…。こんなところに大岩なんてなかったのによォ(ボソッ
…イッスンさんぼそっと言ったつもりでしょうけど丸聞こえですね。
多分聞かれたとは気付いてはいないようですが。
しかしこんな大きな岩を一体誰が置いたのでしょう?
しかも何の為に?
……凄い気になりますね。
とにかく今はあのおっさん叩き起こしますか。
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作者名:迦楼羅炎 x他1人 | 作成日時:2015年4月3日 22時