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手越side
俺がこの施設に来たのは、
小学校の卒業式の次の日だった。
理由は、親の犯罪。
殺人だった。
ばあちゃんもボケてる状態で、
身内も縁を切るとか言い出したりして
なかなか助けてもらえなくて、
じいちゃんがここに連れてきてくれた。
当時の椿希棟は、今はもう出ていった人達ばっかりいて、
そのなかで最年少だったのがシゲだった。
俺と同級生の割には妙に大人びてて、
頭もいい。
ただ、1番話しかけにくいなって思った。
だけどそういう人に限って一緒にいる時間は長くて。
登下校はもちろん、中学1年生の頃はクラスも同じだった。
つまり、一日中一緒。
そんな生活をしていれば当然話すようになって、
思えば最初に俺が心を開いたのはシゲだった。
俺の話も、シゲの話もたくさんした。
シゲは、俺の親は殺人犯だってことはもちろん知ってる。
俺も、シゲの脚が事故で動かなくなったことを知った。
ある日、「脚、痛くないの？」って聞いてみた。
「痛くないよ」って、シゲは微笑んだ。
だけどその笑顔が嘘だって、直感で分かった。
それ以来、俺はシゲの無理に作った笑顔を見る度に
胸が苦しくなるんだ。
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っぱ。 - 4ページ、聴力障害→聴覚障害だと思います。 (2021年10月4日 8時) (
レス) @page4 id: 80934158f1 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - racotaさん» 本当ですか？！それは私も嬉しいです......！これからも作品楽しみにしてます！私の作品も、また良ければ読みに来てください(*^o^*) お返事ありがとうございました！ (2020年1月7日 1時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
racota(プロフ) - みーぽんさん» コメントありがとうございます！みーぽんさんの作品一覧見て気づいたのですが、みーぽんさんの作品、お気に入りとか評価とか結構してました！私が読んでる作品の作者さんからコメントいただけてとっっても嬉しいです涙 ありがとうございます (2020年1月6日 23時) (レス) id: e69fdd0715 (このIDを非表示/違反報告)
みーぽん(プロフ) - はじめまして！私もWESTとNEWSが好きで作品を書いているので、嬉しくなってコメントしちゃいました(*´-`) お気に入りと評価させていただきます！更新頑張ってください◎ (2020年1月5日 16時) (レス) id: 009673d39a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：racota | 作成日時：2019年12月26日 14時
