乃木坂46とわたし。

#七瀬とわたし。/照れのしるし。 ページ9

西野side



西野「おかえり。」

「ただいまぁ。」



眠たい目を擦りながら間延びした挨拶をするA。



西野「ふふ、お疲れ？」

「もう11時だよー？」

西野「Aは10時でおねむだもんね？笑」

「もう、バカにしないでよ！」

西野「ごめんごめん。」



ついつい可愛くて、な？


西野「ご飯は？」

「食べたぁー！」

西野「酔ってる？」

「んーん、眠いだけ。顔洗ってくる。」

西野「眠いなら寝ればいいのに。」

「だって、ななせと喋りたいもん。」



ななせと喋りたいもんって！



西野「可愛ええなぁ。」




「そういえば、あなたの番です見たよ。」

西野「お、ありがとぉー。」

「ちゃんとリアルタイムで見たよ！」

西野「大丈夫？怖くなかった？」

「もぉー、大丈夫だって、あやめんと見たし。」

西野「ふふ、そっか笑。面白かった？」

「うん、黒島ちゃん結構出てたし。どーやんとの絡みも面白かった。」

西野「具体的にどこの黒島ちゃんとどーやんの絡みが良かった？」



なんて意地悪な質問をしてみる。

きっとAは私と横浜さんのキスシーンに嫉妬してるんだろうし。



「んー、全部良かったけどなぁ。」

西野「その中で強いて言うなら？」

「えー、強いて言うなら？」

西野「うん。」

「え、いやー、」



顔が赤いA。

きっと自分が嫉妬してることに羞恥心を感じたのだろう。

まあ、私もそこまで意地悪じゃないから折れてあげよう。



西野「私が好きなのはAだけだよ？」

「へ？」

西野「ふふ、横浜さんとのキスシーンにヤキモチ妬いてたんでしょ？」

「バ、バカ。そんなわけないだろ。」



知ってるよ。言葉遣いが乱暴になる時は照れてるってこと。



西野「Aにもしてあげるよ。」



ㄘゅ♡



何度も角度を変えてキスをする。



「んっ、ななせぇ。」

西野「キスだけでとろけちゃったの？かーわい。」

「ん、ちがっ！」

西野「この後もする？」

「んっ、もう聞くなよ！」

西野「ふふ、てかAに拒否権ないし。」

「ななせ…」



うちの彼女は今日も可愛いです。

to be continued……

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