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悪魔降臨 ページ15

〜輝視点〜


優の言葉を聞いた爛は


「そう……


あなたは?七虹輝…



私を信じるか、それとも……」



当然私にも答えを求める






最初…疑いの眼差しだった優が信じると言ったんだ…



それに敵対しているとはいえ話を聞く限りでも根は優しい性格なのだろう



友達を止めるために自分の命を懸ける…そういうことも出来るんだから




「私も…信じる…」




「2人とも…随分お人好しなのね


本来なら敵である私を受け入れるなんて…」





「あなただって…頼ってきてるじゃない」




この中できっと爛の気持ちが痛いほど分かるのは優だろうしきっと通じる部分もあるのだろう



「まあ…そうね…」


爛は少し頬を赤らめていた









その時



ドオオオオオオオオオーーン!と隕石でも落下したかと思うほどの大きな衝撃と振動に襲われた



「震源はこの場所からも近い…


行こう!」


3人と1匹で向かった場所
ビルなどが立つ街中には大きな穴、クレーターがあった



「……これは……」


優が信じられないというような反応を見せる


それもそうだ
こんな巨大な穴…プリキュアの力を使っても作るのにはとても……



「…これが…ロストギアの………澪……」




爛の顔が青ざめていくのが分かる


その途切れ途切れの言葉から、澪がロストギアを使い作った穴だと推測した






「どう?…これがロストギアの威力…


凄まじい破壊力よね…」




?!


一同が上を見上げる






「その姿……澪…?!」



爛のこの一言で緊迫した空気になる



上空からの声の主────その姿はまるで『悪魔』と化した黒澤澪だった



「えぇ…そうよ…

これが私とロストギア…あなたのカード…フレイムも取り込んだ私の姿…!



輝はロストギアで世界を救うことが出来ると教えてくれた…

だったらその逆だって出来る



このカードは使い方次第でどうにでもできる…





それに……私にはやらなきゃいけないことがあるの!




そのためになら…すべてを犠牲に出来る


だからこの世界も壊すの…!」




爛「…この世界を壊し…また時間を巻き戻す気ね…」


「そんな……」


クーも絶句している



「妖精もいるのね…ちょうどいいから教えてあげるわ…

あなた…自分の世界に敵が攻め込んで来たことを理由に、ここにプリキュアを探しに来たんでしょ?」



「えっ?!どうして…それを…」



「やっぱり…」




クーは戸惑い、澪は薄ら笑いを浮かべていた

澪─ゼロ─の真実→←愛しみ─かなしみ─に沈む者



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設定タグ:オリキュア , プリキュア   
作品ジャンル:アニメ
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ニチアサ大好き(プロフ) - 雪華さん» ごめんなさい、知らないです (2020年10月17日 22時) (レス) id: f2da55ccdf (このIDを非表示/違反報告)
雪華 - ツイステは知ってます? (2020年10月17日 19時) (レス) id: 1286db9797 (このIDを非表示/違反報告)
ニチアサ大好き(プロフ) - 星猫さん» ごめんなさい、よく知らないです… (2020年7月13日 18時) (レス) id: f2da55ccdf (このIDを非表示/違反報告)
星猫 - トランスフォーマーprimeは知ってます? (2020年7月13日 18時) (レス) id: e8084d140d (このIDを非表示/違反報告)
ニチアサ大好き(プロフ) - そうですね、ハマったこともあり参考にしたかもしれません (2019年1月31日 20時) (レス) id: 4a4d7842a1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ニチアサ大好き | 作成日時:2016年6月13日 14時

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