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『ばか!!!』
「……ふっ、やっと会えた。」
私の玄関開けて第一声に突っ込むことも無く、
ふにゃと笑って愛おしいものを見る目で見てくる。
「好き、めちゃくちゃに好き、ほんとに好きだから。」
『わ、わかった、わかったから、、』
「絶対わかってない、俺がどんなに好きなのか。」
何年幼なじみしてると思ってんの。
あんたが私の事分かるように
私もあんたのこと分かるんだから。
『……私も、好き。』
「……え?ほんとに?」
『ほんと。』
「絶対嘘だ。」
『……なにそれ。』
「だってあんなに避けてたもん、
嫌われてると思うじゃん。」
『……あの日、なにがあったかは言わないけど、
私の気持ちは嘘じゃない。』
そう言うと大光は私の顔をのぞきこんで
「ほんとだ。」
って笑うからずるい。
「……ねぇ、ちゅー、してもいい?」
こないだは聞かずにしたくせに、なんて言葉を飲み込んで
うん、って言えば、可愛いなんて言ってキスをする。
「これからはもっと素直になってね。」
『大光こそ。』
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初めての佐々木くんでした〜
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おと - 続き、楽しみにしてます!! (2021年8月26日 8時) (レス) id: 66df3375b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴゆ | 作成日時:2021年8月18日 0時