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『な、、に、らしくない。』
「ふはっ、そーかもな。」
そう言ったあと大光は
「でも、いつも思ってることだから。」
『……あんたちょっと寝た方がいいんじゃない。』
「多分ね。」
大人しく寝てくれるかと思ったのに、
「Aここきて。」
『やだ。』
「俺もヤダ、来てくれないと寝れない。」
『ねぇ、あんたほんとに今日ヤバいって。』
自分の寝てる布団をめくって
私を布団の中に入れようとしてくる、
やだよ、風邪うつるじゃん。
「やばいってなにが?」
『いつもと違いすぎる。』
「やばいのはお前だろ。」
『なにが。』
「……どんどん遠くなってく。」
遠く?私が?
むしろ大光の方が遠くなっていってると思ってるのに。
そんな大光は私の手を握って、
「どんどん綺麗になってくんだもん。」
『そ、んなの、大光こそ人気出てきてるじゃん。』
「俺だけの、Aになって欲しい。」
『……え?』
大光は私の握ってた手を引き寄せたと思ったら、
そのまま唇が一瞬だけ触れてしまった。
「好きだよ。」
私はなにがなんだかわかんなくて
風邪ひいてる大光を1人家に置いて飛び出してしまった。
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おと - 続き、楽しみにしてます!! (2021年8月26日 8時) (レス) id: 66df3375b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴゆ | 作成日時:2021年8月18日 0時