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__sasaki side__
嶺亜「ねぇ、俺にAちゃん紹介してよ。」
突然の嶺亜からの宣戦布告(?)
「やだ。」
嶺亜「いいじゃん、ね?お願い。」
「絶対無理、やだ。」
嶺亜「なんでよ。」
「嶺亜、俺の気持ち知ってるくせに。」
嶺亜「でも大光全然気持ち伝える気なさそうだし、
Aちゃん可愛いから俺気になってるんだよね。」
だからいいでしょ?と言わんばかりの
嶺亜の少し不気味な笑みに少しぞっとする。
「絶対……嶺亜「早くしないと」
嶺亜「誰かに取られちゃうんじゃない?Aちゃん。」
……そんなの俺がよくわかってる。
中学の義務教育までしか同じ学校に通えなかったけど
それまでもすごくよくモテてたあいつ。
「わかってるよ、そんなこと。」
嶺亜「いーや、わかってないね、大光は。」
世の中には沢山の男がいるんだよ、って嶺亜は言う。
そんなことも、、わかってる。
でも関係性が壊れるのが怖いって、
あいつが明日から笑って声かけてくれなくなるって、
そんなこと考えただけでも俺は、、、
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おと - 続き、楽しみにしてます!! (2021年8月26日 8時) (レス) id: 66df3375b4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴゆ | 作成日時:2021年8月18日 0時