興味無い。(青)

☆彡 ページ23

翌日はあいにく日曜日だったもんで

渋々流くんの待つ家に帰った。




大ちゃんが家まで送るって言ってくれたけど

さすがに病み上がりの人間に

送ってもらうのは嫌だったから寝ててもらった。





『ただいま……』





恐る恐る扉を開ければあるはずなのにない靴。

ん？流くんいないのかな、ラッキー。





いない間に洗濯や掃除を済ませ

溜め録りしてあったテレビを見る。





夜18時頃、ガチャと扉の開く音がした。

そこには1日いなかった流くんの姿があって





「あ、帰ってたん。」





なんて言われる。

本当に私に興味なんてないんだなぁ

なんて思いながらも






『ご飯、食べた？』

「まだ、早くして。」





少しムカついたのは言うまでもないだろう。

「シャワー浴びてくる」と言った流くんの首筋には

誰かのキスマークらしき紅い印があった。





『……女の人と、いたんだ。』

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