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｢2人組の他校の人がドンヒョクに会いに来てるよ｣
ここに置いといてって言われたから、と先程彼らと別れた場所にドンヒョクの両肩を掴み連れていくと、なにやら動揺している様子だった。
｢えっ、え？他校？2人組？女子？｣
｢残念男子です｣
｢ちぇ｣
｢聞こえてるよ？｣
私また呼び込み行くから、と去ろうとすると手首を掴まれた。さっきからずっとミンジュ1人に呼び込みさせていて申し訳ないのだ。なに？と軽い苛立ちで振り返るとドンヒョクは不安そうな顔をしていた。
｢他校のやつに呼び出されるなんて、俺何されるか分かんねえよ。お願いだから一緒にいて｣
｢私少し話したけど、片方はいい人そうだったよ｣
｢それってもう片方はヤバそうだったんだろ！？｣
｢いや、まぁ……あ、でもあっちはドンヒョクと知り合いっぽい言い方だったよ｣
｢嘘かもしんねえじゃん！｣
ドンヒョクには他校に知り合いがいる心当たりが無いらしく、私を何とかしてその場にとどめようと必死である。しまいには私の腰に抱きついて、行かないでえ、と叫んでいる。周囲の視線が痛い。やめてくれ。
うざさより羞恥心で死にそうな私は静かに目を閉じ、悟りの境地に至った。
｢オニーサンここにセクハラボーイがいま〜す｣
｢はは、声大きいよユタ｣
その時、聞こえた声に目を開くと、目の前の階段から頭が2つ現れた。右側に金髪、左側に茶髪。30分前と同じ光景である。え、と小さなドンヒョクの声が背後で聞こえる。金髪の方が、やっほ、と私に軽く手を振った。
｢さあさあ、ドンヒョク離しな。俺のこと覚えてるだろ？｣
｢えっ……あ、え、え！？？｣
私の腰あたりにあるドンヒョクの瞳は大きく見開かれていた。滅多に見ないその姿に、目の前の男の人は何者なんだ、と興味が湧く。ぱっと私から離れ、金髪の彼に近づくドンヒョク。そして、グータッチから肘同士を当ててその場で1周、と謎の挨拶を交わした。え、なに？
｢まじか！え！？何年ぶり！？ユタヒョン！｣
｢5年ぶりくらいじゃない？ほら、テヨンもいるよ｣
｢あ！！誰かと思えばテヨンイヒョン！｣
少し離れたところで二人を見ていた茶髪の人が近づいてきて、軽くハグを交わす。私はここは撤退すべきと感じ、その場を離れようと思っていると振り返ったドンヒョクが笑顔で声をかけてきた。
｢この2人、俺がダンススクール通ってた時仲良かった人！｣
｢ユタだよ〜｣
｢初めまして、テヨンです｣
金髪のユタさん、茶髪のテヨンさんは私に微笑んだ。
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ほのか(プロフ) - ジュンさん» はい！頑張ってください！ (2021年3月28日 15時) (
レス) id: a62bd22554 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン - ほのかさん» ありがとうございますー！TT 前回の更新から1週間もあいて待たせてしまいすみませんTT 文化祭の流れで色々ニヤニヤしながら内容を考えていました。これからも楽しみに読んでいただけると嬉しいです^^ (2021年3月28日 13時) (レス) id: 574c7b7109 (このIDを非表示/違反報告)
ほのか(プロフ) - 早く続きが楽しみです！！！ほんっとに楽しみなんです (2021年3月25日 11時) (レス) id: a62bd22554 (このIDを非表示/違反報告)
ジュン - さなこさん» コメントありがとうございます！TT 感謝感激です…これからどんどん進展していく予定ですので是非ともこれからも楽しんで下さい^^ (2021年3月20日 13時) (レス) id: 574c7b7109 (このIDを非表示/違反報告)
さなこ(プロフ) - ぐおおおおという気持ちでたのしませてもらってます(褒め言葉です) (2021年3月18日 23時) (レス) id: a10af9d64e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ジュン
| 作者ホームページ：http://commu.nosv.org/p/baekotowhani/
作成日時：2021年2月28日 20時
