緑谷と爆豪の幼なじみは水と風を操るチートでした【ヒロアカ】 (ページ41)

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38話ページ41

次の日

貴｢もぉ～あんな起こし方しなくてもいいじゃない！｣

爆豪｢はっ、お前の寝起きが悪ぃのがいけないんだろ｣

貴｢でもあれはやりすぎ！｣

爆豪｢なら明日からは1人で起きるんだな｣

貴｢うっ、それは...｣

昨日あんなんだったから結構心配してたんだけど、私の心配は無駄だったようでちゃんと自分の中で整理がついたみたいで、勝己は通常運転です

え？朝からなんで喧嘩してるのかって？

それは毎朝毎朝私のことを起こしに来てくれる勝己の起こし方が雑だからです

今朝は布団から引きずり下ろされてそのまま部屋中を引きずり回されました

確かに私の寝起きが悪いのは自覚してるけどあれはさすがにやりすぎよ！！

爆豪｢んだ、あれ｣

貴｢え？｣

爆豪の声を聞き学校の方を見ると確かに人だかりができてる
近ずいてみるとどうやらマスコミのようだ

貴｢うわ...通れない｣

爆豪｢行くぞ｣

貴｢えっ、ちょっ！｣

Aの手を引きながらマスコミの群衆の中をかき分け進む爆豪

すると1人の記者が

｢オールマイトの...あれ！？君”ヘドロ”の時の！！｣

と、懐かしい話題を出してきた

そして

｢んん？あれれ！？あなたもしかしてボレアスとネプチューンの娘としてよくテレビに出てたAちゃん！！！？｣

その言葉を聞いた他のマスコミはざわつきカメラを向けフラッシュをたく者もいた

貴｢っ！？｣

爆豪｢勝手に撮ってんじゃねぇ！！！！｣

貴｢かっ勝己...｣

震える声で消えそうに爆豪の名前を呼ぶA

爆豪｢チッ...散れザコが

行くぞ｣

貴｢うん..｣

｢あっ、ちょっと！！！Aちゃん！！一言お願いしますよぉ！！｣

貴｢っ...｣

爆豪｢構うな｣

貴｢わかってる｣

と、色々あったものの無事教室までたどり着いたAと爆豪

爆豪が教室に入ろうとした時Aが爆豪の制服の裾をひっぱっり小さな声で

貴｢ありがとう｣

爆豪｢ん｣

それだけ言葉を交わすと2人は何事も無かったように教室へ入った