緑谷と爆豪の幼なじみは水と風を操るチートでした【ヒロアカ】 (ページ38)

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36話ページ38

爆豪｢氷のやつ見てっ！適わねぇんじゃって思っちまった...！！

クソっ...

ポニーテールの奴の言うことに納得しちまった...

それにっっ.....

何より今日、Aが個性をちゃんと戦闘に使ってんの初めて見て正直本気でやっても勝てる訳ねェって思っちまった...

心のどこかでこいつはオレより弱いって思ってたのがすげーバカらしく思えた！！！｣

貴(っ...勝己...)

爆豪｢クソがっ！！！クッソ！！！
なぁ！！！てめェもだ...！デク！！

こっからだ！！オレは...！！こっから...！！いいか！？オレはここで1番になってやる！！！

オレに勝つなんて二度とねぇからな！！クソが！！｣

普段人前で泣くなんて...

ましてや緑谷の前で泣くなんてこと絶対にありえないであろう爆豪が泣きながら緑谷にそう言い放った

貴(そんなに心配する必要無かったな)

なんて少し安心したのもつかの間

バビューーン

恐らくスーパーカー並みの速さで走っていたであろうオールマイトが通り過ぎた

貴｢心臓に悪すぎる！！｣

轟｢悠風｣

いきなりのオールマイト登場にビックリしていたら後ろから声をかけられさらにビックリした

貴｢っっ！！と、轟くんかぁ、ビックリした...｣

轟｢わ、悪ぃ...｣

貴｢ううん、気にしないで

どうしたの？｣

轟｢少し話がしたくて...

帰りながら話せるか？｣

貴｢うん、いいよ。

私もちょっと轟くんと話がしたいと思ってたんだ｣

轟｢分かった、じゃあ行くか｣

緑谷とオールマイトが何やら真剣に話し込んでいたので気を使って違う門から学校を出た2人

貴｢で、轟くんが私に聞きたいことって？｣

轟｢さっきの戦闘訓練でのお前の個性の事だ｣

貴｢あぁ、その事｣

轟｢オレはあのビル全部を凍らせたはずだ

けど核があった部屋だけ凍ってなかった

それにオレが氷結を使った時突然氷が消えたり雪が現れたり...

お前は個性複数持ちなのか？｣

貴｢. . それはね、私の個性の風水操作のせいだよ

私は右半身で水の温度、性質、水圧を
左半身で風の温度、空気、風圧を操る事が出来るの

部屋の氷は予め核の部屋の室温を上げておいて氷結を防ぎ轟くんが部屋で床全体を凍らせた時は氷を水蒸気に変えたのよ

それでその水蒸気を雪に性質変化をさせてクッションにしたの｣