・消えていく ページ43
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かなり時間が経ったような気がした。
やっとセントラルに着き、救急車を降りた私は裏口から入って受付がある入口に回った。
そこは、人でごったがえしていた。
大人が怒鳴る声も、子供の泣き声も、あちこちから聞こえてくる。まだ、ここも地獄だ。
爆豪くんの病室はどこだろう。
受付に並んでいたら……いや、この受付は機能しているのだろうか。
人があちこちからスタッフに話を聞こうと身を乗り出している。こんな所から話を聞けると思えない。
誰か……知り合いが居れば……
「……超野か？」
ちょうど求めたタイミングで声をかけられた。
振り返ると、瀬呂くんだ。
『瀬呂くん』
「大丈夫か！？そのコスチューム……とにかく着替えた方が……」
『爆豪くんの病室知らない？』
「え？」
『ここに運ばれたって聞いた』
「……いや、お前それより」
『知らないなら誰か別の人を』
瀬呂くんから視線を外して周囲に目を凝らす。
すると、両肩を強く掴まれた。
「おい落ち着け。爆豪なら大丈夫だから」
『知ってるの？どこ？』
「いや、とにかくお前は」
『……私、飯田くんに爆豪くんの怪我を治してって頼まれたのに、突き放して……だから、怪我、気になって……とにかく、すぐに』
「だから落ち着けって！顔も格好もひでぇからな！」
何度聞いても、瀬呂くんは教えてくれない。
もしかして、私に事情を言えないほど容態が悪いんだろうか。
「どうしたんだ？」
「あ、峰田！超野止めてくれよ！」
「止める？」
『峰田くん、爆豪くんの病室知ってる？』
「ああ、それなら四階の」
「バッカ！言うな！！」
「え？」
『ありがとう』
四階か
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花純(プロフ) - 更新とても楽しみに待ってました...！ (2023年3月5日 5時) (
レス) @page40 id: 9a9f71aa3c (このIDを非表示/違反報告)
冬空(プロフ) - 更新されてる…だと？！？！いかちゃんのお話見られて星嬉しい（ ; ; ） (2023年3月5日 2時) (レス) id: 01a8377650 (このIDを非表示/違反報告)
まり(プロフ) - まってました！！！！！！ (2023年3月5日 1時) (レス) @page40 id: 1571d4bdb2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆま(プロフ) - ほしいかさん！数日前にお話しを見つけて一気に見てしまいました、、、。どれもこれも面白くてとても好きです！読み終わってしまったのがとてもさみしい！！続編すごく楽しみにしています！！ (2023年2月15日 19時) (レス) @page26 id: 1762eb9ea0 (このIDを非表示/違反報告)
あおちゃん - 続編楽しみです！！ありがとうございます！ (2022年8月26日 23時) (レス) @page26 id: fa151c82d1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほしいか
| 作成日時：2022年8月12日 22時
