もう一度恋してみませんか？２【K・N】 (ページ24)

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ちょっと！
近いってば！
その濃い顔で見つめられたら、なんとも思っていなくてもドキドキしちゃうでしょ

「ねえ、今日の松本くんて、ちょっと変だよ。
どうしたの？」

思わず口から出ちゃった

松本くんが私の顔をじっと見て

『あのさぁ。Aちゃんてさ、相葉さんの事は雅紀って呼ぶのに、なんで俺の事は松本くんなの？』

「へ？。」
いきなりなにそれ
なぜ今その話？
思わず変な声が出た

「えっとぉ…。」

そう言われても困ってしまう
だって、雅紀は年上なんだけどなんだか呼びやすいからつい雅紀ってよんでるんだけど
松本くんは潤って呼び捨て出来る雰囲気じゃないんだもん

『俺の事も、潤くんとか潤とか呼んでよ』

言葉に詰まっていたら

『ねぇ。わかった？』

松本くんの手が、私の肩に置かれて引き寄せられようとした瞬間に、

『お楽しみの所、大変申し訳ないんだけどさ、一応社内だし、そこでストップな』

いきなり声が聞こえた

「しょ…、櫻井！」

びっくりして声をした方を見たら、入り口の壁にもたれて、片足を足をドアのヘリにかけて腕を組んでいる櫻井が、鋭い目付きでこちらを見ていた