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「…ごめん、A玄関のドア、開けて」
いつもより遅めの帰宅。
インターホンが鳴って、返事をすると私はあわてて玄関のドアをあけた。
「………え！！」
目の前の彼は、大きなブーケを持っていて。
「……ただいま」
何て普通に答える。
「お、おかえり、どうしたのこれ」
「……帰りに買ってきた」
ちょっと照れ隠しをしながら彼が言う。
「…すごい…」
「だろ、…ん、なんかすっげえいい匂いすんだけど？」
彼がリビングの方を覗く。
「そう！いっぱいつくっちゃったの！きてきて」
大きな花束を受け取って、彼の鞄も持ち、リビングに入る。
「わー、すご。おいしそう。」
テーブルに並べられた食事を見て、彼は嬉しそうにニコニコわらっている。
「いつもありがとな。」
彼は私のもとに来ると腰を抱き寄せた。
「…ご飯の前にさ」
耳元で囁く彼。
「渡したいものあるから、ちょっと待ってて」
「え？うん」
彼はそのまま寝室に向かう。
なんだろう。紙袋なんか持って。
花束以外になにか準備してくれたのかな。
この花束も、高かっただろうに。
にしてもすごく豪華な花束だな…
って
…あれ？
花束をよく見ると、メッセージカードがくっついてることに気づいた。
パステルピンクに金色の英字が綺麗書かれたカードを裏返すと、
「to my most beloved 」
“最愛の人へ”
と書いてあった。
思わず涙ぐむ。
あなたこそ、私の……
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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます！少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます！完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです！ (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています！更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年9月15日 17時
