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彼がその言葉を口にした時、
全ての時間が息を止めたように固まって
ただ風が二人の間を優しく通りすぎて、
雲ひとつない空の青が彼の目に反射して
たった一瞬の出来事なはずなのに
とてつもなく長い時間のようにも思えた。
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私は力が抜けたように、何度も頷いた。
「………はい」
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「っっっっ……」
いろんな感情が一気に溢れて流れた私の涙を、
彼はそっと指ですくってくれる。
「…泣くなよ笑」
愛おしそうに見つめる彼の目も少し潤んでいて。
「…即答してくれんだな」
ちょっと赤くなった頬もかわいくて。
「うん。もちろんだよ。」
涙で声が震えたけど気にしなかった。
全てが幸せすぎて彼に思いっきり抱きつく。
「………ありがとう。ありがとうユンギさん。……本当に…………私でいいの？」
「…お前がいいの」
「………あーもう、大好き！」
「俺の方が。」
「私の方がだもん」
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感情が昂ってもう何だか分からない。
とにかく涙が止まらなくて、彼のブラウスをどんどん濡らしていく。
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「すごい濡れてる笑 仕事いかなきゃなのに」
「だってだって」
「…いいよ。…あーもうかわいいなほんと笑」
「ユンギさんだって泣いてる！」
「言うなよ、かっこつけさせろ。」
「かっこいいよーー」
「はいはい笑」
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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます！少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます！完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです！ (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています！更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年9月15日 17時
