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目が覚めると私はベッドの上にいた。
軽い鈍痛はあるけど、幾分体は楽で、
起きた瞬間は戸惑ったけどすぐに事態を把握した。
確か先輩とお酒飲んでて、めっちゃバカ酔いして……
でも今うちにいるってことは、ユンギさんが連れて帰ってくれたのかなって。
服はユンギさんのダボダボのスウェットになっているし、多分それもユンギさんがしてくれたんだろう。
彼は寝室にいない。
リビングにいるのかな…
今何時だっけ。
……朝10時か。
じゃーユンギさんは仕事にいってるはず。
重い体を起こして私は寝室を出た。
水を飲もうとリビングに行ったら、なんとなく目をやった先に
「…え、ユンギさん?」
ソファに座ったままぐったりしている彼の姿があった。
あわててかけ寄る。
「ユンギさん、もう10時だよ!お仕事は?」
私がいうと彼は
「……今日休んだ。」
目をつぶったまま答えた。
「休んだ??え、どうして?」
「………体クソだるくて熱測ったら38度ありましたって言った。」
「え??」
急いで彼のおでこに手をやると、
「…全然熱くない。」
熱冷ましでも飲んだから?
「……ないよ。ズル休みしたの。」
「え?」
頭の中が?だらけだ。
ズル休みした?あのユンギさんが?
今大事な仕事抱えてるんじゃないの?
ちょっと待って、どーゆーこと?
「一体何があったの、昨日……」
私が言っても彼は答えてくれなかった。
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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます!少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます!完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです! (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています!更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:Muu | 作成日時:2021年9月15日 17時