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You side






大「はい!おまたせ」


『ありがとうございます、、あの、お金、、』


大「いらないって(笑)」


『いや、でも、、』


大「あ、」






私の分の袋を受け取ってから
お金を渡そうとしても貰ってもらえなかった、、


なんとなく、予想はしてたけど。



それどころか、今度は何かひらめいたのか
黙ったまま何か考え込んでる。


少しの沈黙のあと、、、






大「ま、バレないか!送ってく!」


『、、え!?』


大「車だし、もう暗くなってきたし、この前は送れなかったし、、?」


『いや!近いから大丈夫ですって!』


大「俺が大丈夫じゃないの!はい乗って!」






『失礼します、、』




断りきれず、先生が開けてくれた
運転席のひとつ後ろの席に座った。





大「運転席の後ろって一番安全な席なんだってよ。そこならバレないし安心して?」


『あ、はい、、』





シートベルトをしながら話す先生の声は
あまり耳に入ってこなかった。



それは、緊張のせいでもなくて、




微かに香る煙たい匂いと
助手席に見える女性の影のせい。





片手でハンドルを握ったり、
ミラー越しにこっちを見たり、


また、先生に大人を感じた。
















.

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夢羽(プロフ) - 姫乃さん» ありがとうございます!!嬉しいです!がんばりますね! (2019年8月7日 9時) (レス) id: 1e8f7f11fa (このIDを非表示/違反報告)
姫乃 - すごい面白いです!めっちゃキュンキュンします!これからも頑張ってください! (2019年8月7日 8時) (レス) id: 9e2d6dd53f (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - ことなさん» ありがとうございます!!もう少ししたら続き出します!お待ちください!! (2019年5月26日 0時) (レス) id: 1e8f7f11fa (このIDを非表示/違反報告)
ことな - すっごく面白いし、ドッキ!としたので続きが読みたいです! (2019年5月25日 16時) (レス) id: 3cbf90e97f (このIDを非表示/違反報告)
夢羽(プロフ) - たぴ岡さん» お!一緒です!!ありがとうございますm(_ _)m (2018年10月10日 1時) (レス) id: 1e8f7f11fa (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夢羽 | 作成日時:2018年9月11日 19時

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